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【Rust】非公式専用サーバーを無料で立てるには?

Rustを遊ぶのにサーバーを用意する必要があるなんて面倒。
有料サーバーもあるみたいだけど、無料で簡単にサーバーを利用する方法はないの?
ノートPCにもサーバーを建てられるのかな?

こんな悩みを解決します。

Rustの専用サーバーを無料で立てるには、無料サービスを利用する方法と、自宅PCにサーバーを立てる方法の2通りあります。

自宅PCにサーバーを立てるというと難しく感じるかもしれませんが、手順を1ステップずつ分かりやすく解説します。

きっといい方法が見つかるはずなので、最後まで読み進めてみてくださいね。

Rust専用サーバーとは?

ワールドデータを共有できる

Rustはマルチプレイ前提なので、ゲームをプレイするにはサーバーが必要です。

Rust専用サーバー(Rust Dedicated Server)を立てると、ワールドデータがプレイヤー間で共有されるので、マルチプレイができるようになります。

無料・有料サーバーを使うか自宅PCにサーバーを立てる

Rust専用サーバーを利用するには、以下の3つの方法があります。

  • 無料サービスを利用する
  • 有料サービスを利用する
  • 自宅PCにサーバーを立てる

今回は、無料サービスを利用する方法と、自宅PCにサーバーを立てる方法を中心に紹介します。

有料サーバーを使うなら初心者にやさしいXserver VPS がおススメです。

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Xserver VPSについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

無料サーバー「ScalaCube」

ScalaCube」は無料から使えるRust専用サーバーです。

ScalaCubeにはRUSTサーバーの無料版がある

Oxide(mod)にも対応してます。

ただ、無料版ではスロットが1固定。

つまり、プレイヤーが1人しか接続できず、マルチプレイができないのが残念なところ。

ScalaCubeは1プレイヤーしか接続できない

しかも、ファイルをバックアップできないし、RCONも使えない。

面倒くささが許容できるのであれば、使ってみてもいいでしょう。

残念ながら、ScalaCubeのRust無料サーバーは提供が終了しました(2023年6月確認)。

ScalaCubeと有料サーバーとの違い

無料マルチプレイサーバーのデメリットを解決できるのがXserver VPS のような有料のレンタルサーバーです。

有料サーバーには次のようなメリットがあります。

レンタルサーバーのメリット
  • 常に自分専用で動いているので快適に接続できる
  • スペックアップすれば同時接続数も増やせる
  • データのバックアップができる

ストレスなく楽しめ、いざというときも安心なのが有料サーバーの特長ですね。

自宅PCで専用サーバーを立てるのに必要なスペック

次は、自宅PCに無料でマルチプレイサーバーを立てるときのスペックなどを解説します。

Rustの開発元では、Rust専用サーバーに使うコンピュータの推奨スペックを公開しています。

OSWindows または Linux または OS X
メモリ4GB以上
ディスクSSD 4.5GB以上
※実際は最低でも7GB以上が必要

高スペックなPCが必要かと思いきや、最近のPCなら、何の問題もないと思います。

ただし通信速度が重要なので、ネットワークは無線(Wi-Fi)ではなく、必ずLANケーブルでルーターにつなぐようにしましょう。

LANケーブルを買うなら、ネットワーク遅延が減らせるカテゴリ6(CAT6)以上がおススメです。

フラットケーブル(薄っぺらいケーブル)は通信が安定しないので避けましょう。

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また、PCの内蔵ディスクはSSDが必須です。

ノートPCでも動きますが、デスクトップPCの方が安定します。

自宅PCにマルチプレイサーバーを立てる手順

ではここからは、Windows 10にRust専用サーバーをインストールする手順を紹介します。

  1. ファイルをダウンロードして展開する
  2. サーバーを設定を変更して起動する
  3. ポートを開放する

比較的簡単ですね。

ファイルをダウンロードして展開する

まずは、Rustサーバーをインストールします。

  1. Facepunchのサーバー作成ページからRust_server.zipファイルをダウンロードします。
  2. Rust_server.zipを展開します。
  3. C:\ ドライブにRust_Serverフォルダを移動します。

サーバーの設定を変更して起動する

次に、Rustサーバーの設定を変更します。

C:\Rust_Server\Server\Run_DS.bat をテキストエディタで編集します。

テキストエディタがない人は、サクラエディタをインストールしてください。

サーバー初期設定
  1. C:\Rust_Server\Server\Run_DS.bat をテキストエディタで開きます。
  2. +server.hostname の後ろに、Rustサーバー名を入力します(チーム名とか分かりやすい名前で)。
  3. +server.seed の後ろに、マップ生成時のシードキーを入力します(適当な数字)。
  4. +rcon.port 28016 +rcon.password "password" を入力します。”password”の部分は、ちゃんとしたパスワードに変更します(RCONで使用)。
  5. ファイルを保存します。

設定が終わったら、Run_DS.bat をダブルクリックして起動します。

20~30分後、次のような画面になればOKです。

ポートを開放する

最後の難関は、ルーターでのポート開放作業です。

ポート開放は、自宅のネットワーク構成やルーターの種類、インターネットプロバイダなどによって作業手順が違います。

例として、NURO光のHG8045Qでの設定手順を紹介します。

ルーターHG8045Qでの設定手順

まず、ブラウザで http://192.168.1.1 にアクセスします。

ID(admin)とパスワードを入れてログインします。

初期パスワードはadminです。

[転送ルール]-[ポートマッピング設定]を選択します。

次のように情報を入力します。

種別カスタム設定
マッピング名rust
内部ホストRustサーバーをインストールしたPC
ルール①プロトコルUDP
内部ポート番号28015-28015
外部ポート番号28015-28015
ルール②プロトコルTCP
内部ポート番号28016-28016
外部ポート番号28016-28016

[適用]ボタンを押したら完了です。

これでサーバーの設定は終わりです。お疲れさまでした!

Rustからサーバーに接続する

では早速、Rustから自分で建てたサーバーに接続しましょう。

Rustサーバーへの接続方法
  1. Rustを起動し、PLAY GAMEをクリックします。
  2. 「Community」をクリックして「Show Empty」にチェックし、入力ボックスにRustサーバー名(例:Kozenist Server)を入力します。自分で建てたサーバーが表示されるので、クリックします。
  3. 「JOIN SERVER」ボタンをクリックします。
  4. データの読み込みが始まります。
  5. マルチプレイのスタートです!

サーバーにリストアップされない場合は、IPアドレスでも接続できます。

先に、サーバーのIPアドレスを、What is my IP Address などで調べておいてください。

  1. Rustを起動した後、F1キーを押してコンソールを表示します。
  2. 「client.connect 」+「RustサーバーのIPアドレス」+「:28015」を続けて記入します。
    (例)client.connect 198.51.100.23:28015

サーバーにつながりましたか?

RCONでサーバーを管理する

Rustのパラメータ調整やユーザー管理(BANなど)は、RustAdminというツールを使うと便利です。

RustAdminのインストール手順
  1. RustAdminのサイトからRustAdmin Free Desktop Applicationをダウンロードします。
  2. zipファイルを任意のディレクトリに展開します。
  3. RustAdmin.exeをダブルクリックして起動します。
  4. Configurationタブを開きます。
  5. RCON typeはWebRconを選択します。ServerのIPは「サーバーのIPアドレス」、Server portは28015、Rcon portは28016、Passwordは「RConのパスワード」を入力します。
  6. Steam API KeyはSteamのWeb APIキーページで発行し、入力します。
  7. [Save]ボタンで接続設定を保存します。

ここまで準備ができたら、[Server]-[Connect]メニューを選びます。

画面下部に「Connected」と表示され、サーバー名やプレイヤー数が表示されたらセットアップ完了。

試しにRustAdminからチャットメッセージを送ってみましょう。

自宅PCでサーバーを立てるときに注意したいこと

電気代が思ったよりかかる

短時間だけ起動するのなら問題になりませんが、PCをずっとつけっぱなしにすると、結構な電気代&発熱になります。

仮に1ヶ月間、PCの電源がずっとONだと、電気代が1,800円ほどかかります。エアコン代も考えたら、もっと高くなるかも。

自宅サーバーなら完全無料だと思いがちですが、電気代は盲点ですね。

ノートPCはバッテリー劣化に注意

ノートPCの電源コードをつけっぱなしにすると、バッテリーが徐々に劣化していきます。

バッテリーを買うとなると、機種によって5,000円~20,000円くらいかかってしまいます。修理センターに出すと、3万円近くかかることも。

ノートPCをサーバーに使うのはお勧めしません

1台でゲームプレイとサーバー両立は不可

Rustはゲーム本体に相当なスペック(CPU、メモリ、ディスク)が必要です。

1台のPCで、ゲーム本体とサーバーを動かすというのは、Rustの場合はちょっと難しい。

サーバーに使えるPCがない人は、自宅サーバーはあきらめた方がいいかもしれません。

まとめ

Rust専用サーバーを無料で立てる方法を紹介しました。

自宅PCだとポート開放が難しいし、無料サーバーでは使い物にならない・・という人は、有料レンタルサーバーも検討してみてください。

Xserver VPSは、作りたいゲームサーバーを選ぶだけでセットアップ完了。

月580円(税込)からサーバーが使えるので、電気代だけ考えても安い。

じゃんじゃん友達を誘ってRustを攻略しましょう。

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