マイクラを友達と遊ぶのにマルチプレイサーバーを用意する必要があるなんて面倒。
有料サーバーもあるみたいだけど、無料で簡単にサーバーを利用する方法はないの?
ノートPCにもサーバーを立てられるのかな?
こんな悩みを解決します。
マイクラのワールドを友達と一緒にプレイするには、マルチプレイサーバーが必要です。
マルチプレイサーバーを立てる方法はいくつかありますが、自宅PCがあれば無料で立てられます。
「自宅PCにサーバーを立てる」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、手順を1ステップずつ分かりやすく解説するので安心してくださいね。
この記事では、WindowsやiPhone・Androidでマルチしたい人向けにMinecraft統合版(Bedrock Edition)のマルチプレイサーバーを無料で立てる方法を紹介します。
きっといい方法が見つかるはずなので、最後まで読み進めてみてくださいね。
統合版マルチプレイサーバーとは?
マインクラフト統合版(Bedrock版)は、Windows 10、iPhoneやAndroid、Nintendo Switchなど、幅広いデバイスで利用可能なエディションです。
統合版マルチプレイサーバーとは、マインクラフト統合版向けの専用サーバーです。
ワールドデータを共有できる
マイクラは基本的に一人で遊ぶゲームですが、友達とマルチプレイで遊ぶには専用のサーバーを用意する必要があります。
マルチプレイサーバーは、ワールドデータを友達と共有するために使います。
Realmsや有料サーバーを使うか自宅PCにサーバーを立てる
Minecraft 統合版向けマルチプレイサーバーを利用するには、次の3つの方法があります。
今回は、自宅PCを使って無料でサーバーを立てる方法を中心に紹介します。
有料サーバーを使うなら初心者にやさしいXserver VPS がおススメです。
Xserver VPSについては以下の記事でも詳しく解説しています。
Xserver VPS では、2024/5/7(火) 12:00まで「サーバー料金最大20%OFF」キャンペーンを実施中!
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自宅サーバーと有料サーバーとの違い
ここで、自宅サーバーと有料サーバーとの違いを確認しておきましょう。
「自宅サーバー」では、自分のPCをMinecraft用のサーバーとして使います。
Minecraft統合版サーバーは無料で立てられますが、サーバーに使えるWindows PCがなければ立てられません。
またいつでもプレイできるようにするには、「サーバーの電源を常にON」にする必要があるので、電気代もそれなりにかかってしまいます。
そんな自宅サーバーのデメリットを解決できるのがXserver VPS のような有料のレンタルサーバーです。
有料サーバーには次のようなメリットがあります。
いつでも誰でも楽しめるのが有料サーバーの特長ですね。
自宅PCで統合版マルチプレイサーバーを立てるのに必要なスペック
次は、自宅PCに無料で統合版マルチプレイサーバーを立てるときのスペックなどを解説します。
Fandomで、Minecraft統合版サーバーに使うコンピュータの推奨スペックが公開されています。
OS | Windows 10もしくはWindows Server 2016、Ubuntu 18以上 |
---|---|
CPU | デュアルコア。3GHz以上のクアッドコア推奨 |
メモリ | 6GB ※同時プレイ10人以上ではそれ以上必要 |
ネットワーク | 上り5Mbps以上、下り10Mbps以上。LANは100Mbps以上。 |
高スペックなPCが必要かと思いきや、最近のPCなら、何の問題もないと思います。
ただし通信速度が重要なので、ネットワークは無線(Wi-Fi)ではなく、必ずLANケーブルでルーターにつなぐようにしましょう。
LANケーブルを買うなら、ネットワーク遅延が減らせるカテゴリ6(CAT6)以上がおススメです。
フラットケーブル(薄っぺらいケーブル)は通信が安定しないので避けましょう。
ドライブの空き容量が少ない人は、不要なファイルを削除するか、外部SSDの購入を検討してみてください。
自宅PCに統合版マルチプレイサーバーを立てる手順
ここからはWindowsにMinecraft統合版サーバーをセットアップする手順を紹介します。
Minecraft 統合版サーバーをインストールする
はじめにMinecraftのダウンロードサイトを開きます。
「WINDOWS サーバー ソフトウェア」のダウンロードボタンをクリックし、統合版サーバープログラムをダウンロードします。
C:\ ディレクトリに minecraft ディレクトリを作成し、解凍したzipファイルの中身をコピーします。
bedrock_server.exeをダブルクリックすると、次のようにサーバーが起動します。
LocaltonetでMinecraftをポート開放する
最大の難関は、ルーターでのポート開放作業です。
ポート開放は、自宅のネットワーク構成やルーターの種類、インターネットプロバイダなどによって作業手順が違います。
そこで、ポート開放ツールLocaltonetを使います。
Localtonetはルーターの設定変更なしにポート開放ができるので、Minecraftのポート開放にはピッタリです。
Localtonetの無料版では、トンネルを1つしか作成できないなどの制限がありますが、Minecraft 統合版サーバーを立てる分には全く問題ありません。
手順① Localtonetアカウント作成
Localtonetサイトにアクセスし、[Get Started For Free] ボタンをクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力し、アカウントを作成します。
ダッシュボードが表示されるので、AuthTokenに書いてある英数字をメモしておいてください。
手順② Localtonetダウンロード
ダウンロードページで、Windows (64bit) をクリックしてください。ファイルがダウンロードされます。
ダウンロードされた localtonet-win-64.zip
を解凍します。
localtonet-win-64ディレクトリを C:\ ディレクトリに移動します。
localtonet.exeをダブルクリックすると、次のような画面が表示されるので、AuthTokenを入力します。
次のような画面になればOKです。
手順③ トンネル設定
今度はLocaltonetのダッシュボード画面で、「My Tunnels」→「TCP – UDP」メニューを選びます。
以下のように入力して、[Create]ボタンを押してください。
Protocol Type | UDP |
---|---|
Auth Token | Default |
Server | JP-Tokyo |
Ip | 127.0.0.1 |
Port | 19132 |
最後に[Start]ボタンを押すと、トンネルが開始されます。
「SERVER DOMAIN」に表示されている文字列をメモしておいてください。
tcp:// の後ろにある 「**.tcp.jp.ngrok:****」 部分が、サーバーのアドレスになります。
これを仲間に共有しましょう。
Minecraft統合版サーバーに接続する
準備ができたら、サーバーに接続してみましょう。
Minecraftのメニューで[プレイ]を選びます。
[サーバー]を選びます。
[サーバーを追加]を選びます。
ここでサーバー情報を入力します。
- サーバー名:任意の名前でOK
- サーバーアドレス:LocaltonetのSERVER DOMAINのうち「:」より前の部分
- ポート:LocaltonetのSERVER DOMAINのうち「:」より後ろの部分
[プレイ]ボタンでマルチプレイ開始です!
自宅PCでサーバーを立てるときに注意したいこと
電気代が思ったよりかかる
遊ぶときだけサーバーを起動するなら問題ないけど、PCをつけっぱなしにすると、結構な電気代になります。
たとえば1ヶ月間、古めのデスクトップPCの電源をずっとONにしてると、電気代は約1,800円。
一方、Xserver VPSなら月664円(税込)からサーバーが使えるので、電気代だけ考えても元が取れますね。
ノートPCは故障リスクあり
ノートPCの電源コードをつけっぱなしにすると、内蔵バッテリーが徐々に膨張していきます。
するとノートPC自体が膨らんできて、ケースに隙間ができたり、タッチパッドやキーボードが壊れたりすることも。
バッテリーを買い替えると、機種によって5,000円~20,000円くらいかかってしまいます。
ノートPCをサーバーに使うのはお勧めしません。
ゲームプレイとサーバー両立が難しい
サーバーを立てて実際に遊び始めてから気づくのですが、1台のPCで、ゲームもしながらサーバーを動かすと、当然ながら遅くなります。
プレイヤーが増えて、どうにもならなくなってからレンタルサーバーに移行するという手もありますが、データ移行の手間もかかってしまいます。
最初からレンタルサーバーで始めるのも一案です。
バージョンアップしないと遊べなくなる
自宅PCというより、マイクラサーバーを自分で立てるときの注意点になります。
Minecraftのバージョンは、アプリとサーバーとで足並みを揃える必要があり、サーバーが古いバージョンだと遊べません。
よくあるのが、AndroidやiOSのMinecraftが自動更新でバージョンアップされたせいで、サーバーの方が古いバージョンになってしまうケース。
急に遊べなくなってしまうのが困りますよね。
まとめ
以上、Minecraft統合版マルチプレイサーバーを無料で立てる方法を紹介しました。
「自宅でサーバーを立てるのって面倒そうだな・・」という人は、有料レンタルサーバーも検討してみてください。
Xserver VPS は、使いたいサーバーのテンプレートを選ぶだけで、難しいセットアップをする必要はありません。
ゲームモードやワールドサイズなどの設定も、専用のMinecraft管理ツールで設定するだけ。
週末は友達を誘ってマイクラでマルチしてみましょう。
Xserver VPS では、2024/5/7(火) 12:00まで「サーバー料金最大20%OFF」キャンペーンを実施中!
※1年以上のプランで、新規申込、かつ初回の支払いのみキャンペーン対象。