
マイクラを友達と遊ぶのにマルチプレイサーバーを用意する必要があるなんて面倒。
有料サーバーもあるみたいだけど、無料で簡単にサーバーを利用する方法はないの?
ノートPCにもサーバーを立てられるのかな?
こんな悩みを解決します。
マイクラのワールドを友達と一緒にプレイするには、マルチプレイサーバーが必要です。
マルチプレイサーバーを無料で立てるには、無料サービスを利用する方法と、自宅PCにサーバーを立てる方法の2通りあります。
自宅PCにサーバーを立てるというと難しく感じるかもしれませんが、手順を1ステップずつ分かりやすく解説します。
この記事では、iPhoneやAndroidで遊びたい人向けにMinecraft統合版(Bedrock Edition)のマルチプレイサーバーを無料で立てる方法を紹介します。
きっといい方法が見つかるはずなので、最後まで読み進めてみてくださいね。
統合版マルチプレイサーバーとは?
マインクラフト統合版は、iPhoneやAndroid、Nintendo Switchなど、幅広いデバイスで利用可能なエディションです。
統合版マルチプレイサーバーとは、マインクラフト統合版向けの専用サーバーです。
ワールドデータを共有できる
マイクラは基本的に一人で遊ぶゲームですが、友達とマルチプレイで遊ぶには専用のサーバーを用意する必要があります。
マルチプレイサーバーは、ワールドデータを友達と共有するために使います。
無料・有料サーバーを使うか自宅PCにサーバーを立てる
統合版マルチプレイサーバーを利用するには、次の3つの方法があります。
今回は、無料サービスを利用する方法と、自宅PCにサーバーを立てる方法を中心に紹介します。
有料サーバーを使うなら初心者にやさしいConoHa for GAME
がおススメです。
ConoHa for GAMEでは当サイト限定で「800円分のクーポン」がもらえるお得なキャンペーン中です。最大1ヶ月無料!
ConoHa for GAMEについては以下の記事でも詳しく解説しています。
無料マルチプレイサーバー「ATERNOS」

「ATERNOS」は無料マイクラ専用サーバーです。
広告収入で運営しているので、無料でサービス提供できているようです。
ただ、無料のためにユーザー数が半端なく多いので、快適とは言えないのが残念なところ。
サーバーを起動するまでに順番待ちが発生したり、起動してもサーバー自体が遅くて「もっさり」しています。
遅さが許容できるのであれば、使ってみてもいいでしょう。
ATERNOSと有料サーバーとの違い
無料マルチプレイサーバーのデメリットを解決できるのがConoHa for GAME
のような有料のレンタルサーバーです。
有料サーバーには次のようなメリットがあります。
ストレスなく楽しめ、いざというときも安心なのが有料サーバーの特長ですね。
自宅PCで統合版マルチプレイサーバーを立てるのに必要なスペック
次は、自宅PCに無料で統合版マルチプレイサーバーを立てるときのスペックなどを解説します。
Minecraftの開発元では、Minecraft統合版サーバーに使うコンピュータの推奨スペックを公開しています。
OS | Windows 10もしくはWindows Server 2016、Ubuntu 18以上 |
CPU | デュアルコア。3GHz以上のクアッドコア推奨 |
メモリ | 6GB ※同時プレイ10人以上ではそれ以上必要 |
ネットワーク | 上り5Mbps以上、下り10Mbps以上。LANは100Mbps以上。 |
高スペックなPCが必要かと思いきや、最近のPCなら、何の問題もないと思います。
ただし通信速度が重要なので、ネットワークは無線(Wi-Fi)ではなく、必ずLANケーブルでルーターにつなぐようにしましょう。
LANケーブルを買うなら、ネットワーク遅延が減らせるカテゴリ6(CAT6)以上がおススメです。
フラットケーブル(薄っぺらいケーブル)は通信が安定しないので避けましょう。
また、PCの内蔵ディスクをSSDに変えておくと、動作がサクサクになるのでおススメです。
自宅PCに統合版マルチプレイサーバーを立てる手順
ここからはWindowsにMinecraft統合版サーバーをセットアップする手順を紹介します。
Minecraft 統合版サーバーをインストールする
はじめにMinecraftのダウンロードサイトを開きます。
「WINDOWS サーバー ソフトウェア」のダウンロードボタンをクリックし、統合版サーバープログラムをダウンロードします。

C:\ ディレクトリに minecraft ディレクトリを作成し、解凍したzipファイルの中身をコピーします。

bedrock_server.exeをダブルクリックすると、次のようにサーバーが起動します。

ルーターでポートを開放する
最大の難関は、ルーターでのポート開放作業です。
ポート開放は、自宅のネットワーク構成やルーターの種類、インターネットプロバイダなどによって作業手順が違います。
例として、NURO光のHG8045Qでの設定手順を紹介します。
ルーターHG8045Qでの設定手順
まず、ブラウザで http://192.168.1.1
にアクセスします。
ID(admin)とパスワードを入れてログインします。
[転送ルール]-[ポートマッピング設定]を選択します。
次のように情報を入力します。
- 種別:カスタム設定
- マッピング名:minecraft
- 内部ホスト:マインクラフト統合版サーバーをインストールしたPC
- プロトコル:UDP
- 内部ポート番号:19132-19132
- 外部ポート番号:19132-19132

[適用]ボタンを押したら完了です。
ファイアウォール設定を変更する
Windowsにファイアウォール設定を変更し、UDP 19132番ポートを開放します。
例として、McAfeeがインストールされているときの手順を紹介します。
- McAfeeの管理画面を開きます。
- [ファイアウォール]-[ポートとシステムサービス]を開きます。
- [追加]ボタンを押して、ローカルUDPポートは「19132」、ポートの開放先を「すべてのパソコン」を選択します。

IPアドレスを確認する
IPアドレスは、What is my IP Address などで調べてみてください。
これを仲間に共有しましょう。
自宅PCでサーバーを立てるときに注意したいこと
電気代が思ったよりかかる
遊ぶときだけサーバーを起動するなら問題ないけど、PCをつけっぱなしにすると、結構な電気代になります。
たとえば1ヶ月間、古めのデスクトップPCの電源をずっとONにしてると、電気代は約1,800円。
一方、ConoHa for GAME
なら月530円からサーバーが使えます。
余っているPCをサーバーに使うと、節約どころか、逆に電気代が高くついてしまいますね。
ノートPCはバッテリー劣化に注意
ノートPCの電源コードをつけっぱなしにすると、バッテリーが徐々に劣化し、膨張していきます。
バッテリーを買うとなると、機種によって5,000円~20,000円くらいかかってしまう。
また、最近のノートPCは自分でバッテリー交換ができなくなっていて、HPなどの修理センターに出すと3万円近くかかってしまう。
HP Notebook /Tablet PCシリーズ – 内蔵バッテリー有償交換サービスのご案内 | HP®カスタマーサポート
ノートPCをサーバーに使うのはお勧めしません。
ゲームプレイとサーバー両立が難しい
サーバーを立てて実際に遊び始めてから気づくのですが、1台のPCで、ゲームもしながらサーバーを動かすと、当然ながら遅くなります。
プレイヤーが増えて、どうにもならなくなってからレンタルサーバーに移行するという手もありますが、サーバーに詳しい人でないとデータ移行はできないでしょう。
最初からレンタルサーバーで始めるのも一案です。
バージョンアップしないと遊べなくなる
自宅PCというより、マイクラサーバーを自分で立てるときの注意点になります。
Minecraftのバージョンは、アプリとサーバーとで足並みを揃える必要があり、サーバーが古いバージョンだと遊べません。
よくあるのが、AndroidやiOSのMinecraftが自動更新でバージョンアップされたせいで、サーバーの方が古いバージョンになってしまうケース。
急に遊べなくなってしまうのが困りますよね。
まとめ
以上、Minecraft統合版マルチプレイサーバーを無料で立てる方法を2つ紹介しました。
自宅でサーバーを立てるのは面倒そうだし、無料サーバーは遅くてイマイチ・・という人は、有料レンタルサーバーも検討してみてください。
ConoHa for GAME
は、使いたいサーバーのテンプレートを選ぶだけで、難しいセットアップをする必要はありません。ゲームモードやワールドサイズなどの設定も、専用のMinecraft管理ツールで設定するだけ。
しかも学割あり。「Minecraft Java版」にも対応しています。
週末は友達とマイクラで快適に遊べますよ。
ConoHa for GAMEでは当サイト限定で「800円分のクーポン」がもらえるお得なキャンペーン中です。最大1ヶ月無料!