Xserver VPSでマイクラ統合版サーバーって簡単に立てられるの?
こんな悩みを解決します。
Xserver VPSはマインクラフトに対応しているレンタルサーバーです。
このたび、エックスサーバー様のご厚意でXserver VPSを提供していただきました。そこでマイクラ統合版サーバーとしてどこまで使えるのか、徹底的に使い倒してみました。
Xserver VPSは、サーバーのスペックや種別を選ぶだけで、誰でも5分あればサーバーが作れます。
しかも、簡単に設定を変更でき、配布ワールドも使えるので、思う存分、マルチプレイを楽しめそうですね。
この記事では、「Xserver VPS」でマイクラ統合版サーバーを立てる手順を画面キャプチャ付きで分かりやすく解説します。
マルチプレイサーバーを作って、友だちと楽しく遊ぼう!
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「Xserver VPS」は「マイクラ統合版」に対応
Xserver VPSは、「仮想サーバー」という自分専用のサーバーを格安で利用できるサービスです。
マインクラフトにも対応しているので、簡単にマルチプレイサーバーを立てられます。
また、Xserver VPSはレンタルサーバー大手「エックスサーバー」が運営しているので、安心感がありますね。
マイクラサーバーを立てる流れは、このあと詳しく説明します。
Xserver VPSの関連サービスとしてXserver VPS for Game がありますが、同じVPSなので料金やスペックは変わりません。サーバーのインストール手順も同じ。特にこだわりがなければゲーム以外にも使えるXserver VPSの方をおススメします。
Xserver VPSのマイクラ統合版サーバーの料金
では、Xserver VPSでマイクラサーバーを立てた時に、費用がいくらかかるのかを見てみましょう。
Xserver VPSのサーバー料金は以下の通りです。
メモリ | プレイヤー数 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
2GBプラン | 1~4 | 実質415円~1,150円 |
4GBプラン | 5~10 | 実質850円~2,200円 |
8GBプラン | 11~ | 実質1,601円~4,400円 |
2GBプランで実質月415円(税込)~という価格で、長期契約すればするほど安くなります。
また、プレイヤー数が多くなるとメモリやCPUをたくさん使うので、5人以上でプレイするなら4GBプランがおススメです。
ちなみに、Xserver VPSは初期費用が無料で、契約期間の縛りもありません。最低1ヶ月から使えます。
「Xserver VPS」での「マイクラ統合版サーバー」の立て方
Xserver VPSでマイクラ統合版サーバーを立てる手順は、以下の3ステップです。
- Xserverアカウントを作成する
- 作りたいサーバーを選ぶ
- 接続情報を確認する
ステップ① Xserverアカウントを作成する
Xserver VPS の公式サイトから「お申し込み」に進みます。
「新規お申込み」を選択します。
「メールアドレス」「パスワード」「登録区分」「名前」「住所」「電話番号」などを入力します。
入力したメールアドレス宛てに送信された「確認コード」を入力します。
「電話番号」を入力し、「テキストメッセージで取得(SMS)」か「自動音声通話で取得」を選択します。
受け取った認証コードを入力したら、アカウント登録は完了です。
ステップ② 作りたいサーバーを選ぶ
エックスサーバーのアカウント登録が終わったら、次はマイクラ統合版サーバーを作成しましょう。
1. 料金タイプとプランを選択
プランは「メモリ:2GB」、サーバーの契約期間は「1ヶ月」~「36ヶ月」の間で選びます。
2. イメージタイプを選ぶ
イメージタイプとして「アプリケーション」タブにある「Minecraft(統合版)」を選びます。
3. rootパスワードを入力
最後のrootパスワードは、サーバー管理に使う重要なパスワードです。パスワード生成ツールなどを利用し、9文字以上のパスワードを入力します。忘れないようにメモを取っておきましょう。
ステップ③ 支払い情報を登録する
最後に支払い情報を入力します。「クレジットカード」もしくは「コンビニ支払い」「口座振替」「銀行振込」から選びましょう。
お疲れ様でした。
これで統合版サーバーの準備ができました。
マインクラフトから統合版サーバーに接続する
では早速、自分で建てたサーバーに接続しましょう。
ステップ① IPアドレスを確認する
まずは接続先のIPアドレスを確認します。
- Xserver VPS契約管理ページを開き、「VPS管理」ボタンをクリックします。
- VPS情報ページの下部に「IPアドレス」が表示されているので、これをメモしておいてください。
ステップ② 接続を許可する
初期状態ではポートが閉じられているので、接続許可します。
- VPSパネルで「パケットフィルター設定」メニューをクリックします。
- 「OFFにする」を選び、「変更する」ボタンをクリックします。
ステップ③ マルチプレイで接続する
ではいよいよマルチプレイで接続してみましょう。
Minecraft Windows版からサーバーに接続する
- 「Minecraft for Windows」を起動し、[遊ぶ]をクリックします。
- [サーバー]を選びます。
- [サーバーを追加]ボタンをクリックします。
- サーバー名に「Xserver VPS」、サーバーアドレスにIPアドレスを入力して、[保存]ボタンをクリックします。
- Xserver VPSをクリックして、[サーバーに参加]ボタンをクリックします。
- マルチプレイのスタートです!
Minecraft スマホ版からサーバーに接続する
- 「Minecraft」アプリを起動し、[プレイ]をタップします。
- [サーバー]をタップします。
- [サーバーを追加]ボタンをタップします。
- サーバー名に「Xserver」、サーバーアドレスにXserverのIPアドレスを入力して、[保存]ボタンをタップします。
- Xserverをタップして、[サーバーに参加]ボタンをタップします。
- マルチプレイのスタートです!
Minecraft Switch版からサーバーに接続する
Switchから非公式サーバーへの接続は公式にはサポートされていません。
ですがBedrockConnectを使うと、Xserverで立てたサーバーにもSwitchから接続できるようになります。
以下のサイトを参考に設定してみてください。
マイクラ統合版サーバーの設定変更
さて、Xserver VPSには「マインクラフトマネージャー」という専用ツールがあり、サーバーの設定を簡単に変更できます。
マインクラフトマネージャーを使うと、ゲームモードの変更やマップのインポート/再生成、管理者の設定などができます。
マインクラフトマネージャーの使い方
まずは「マインクラフトマネージャー」の使い方を紹介します。
- Xserver VPSにログインして、VPSパネルを開きます。
- 「マインクラフトマネージャー」ボタンをクリックします。
- IDとパスワードを入力してログインします。
※「VPSアカウント設定完了のお知らせ」というXserverからのメールに記載されています。
次のような画面が表示されたら成功です。
ゲームモードの変更
「サバイバル」「クリエイティブ」「アドベンチャー」から選べます。
難易度の変更
「イージー」「ピースフル」「ノーマル」「ハード」から選べます。
ワールドの再生成
「ワールドマップの再生成」を選び、再生成の方法を「公式ワールド」にすると、新しいワールドでプレイできます。
配布ワールドのインポート
「ワールドマップを再生成」を選び、再生成の方法を「配布ワールド」にすると、配布ワールドに切り替えできます。
たとえば「10000mバイオームアスレ!」や「現代都市 ver 2.0」などがマルチプレイできますよ。
ワールドのバックアップ
バックアップを取っておくと、以前のワールドに戻すことができます。ワールドを再生成する前に、バックアップしておくのがおススメです。
ホワイトリストの設定
特定プレイヤーのみがサーバーに参加できるように設定できます。
オペレーター権限(管理者権限)の設定
特定ユーザーにオペレーター権限(管理者権限)を付与できます。
権限レベルが「管理者」になりました。
管理者になったプレイヤーは、配布ワールドのゲームモードなどが変更できます。
マイクラ統合版サーバーのバージョンアップ
Xserver VPSでは、Minecraftサーバーのバージョンアップも簡単。
新しいバージョンが利用できるようになると「マインクラフトマネージャー」に「バージョン更新」ボタンが表示されます。
確認画面で「バージョン更新」ボタンを押したら、数分でバージョンアップ完了です。
これなら誰でも使えますよね。
よくある質問
「世界に接続できませんでした」というエラーになる
原因1:VPSが起動していない
VPS自体が起動していない可能性があります。
Xserver VPSのVPSパネルで、サーバーが「稼働中」になっていることを確認します。
「停止中」になっているときは「電源操作」をクリックして「起動」を選んでください。
原因2:ポートが解放されていない
「パケットフィルター設定」が「OFF」になっていない可能性があります。
VPSパネルで「パケットフィルター設定」を再確認してください。
原因3:マインクラフトサーバーが起動していない
VPSが起動していても、マインクラフトサーバーが動作していない可能性があります。
「マインクラフトマネージャー」を開き、「起動中」になっていることを確認してみてください。
マルチプレイのワールドをシングルプレイで遊ぶには?
Xserver VPSでマルチプレイしているワールドを、自分のPC上でシングルプレイできます。
サーバーのファイルをダウンロードするWinSCPをインストールすれば簡単です。
WinSCPのダウンロードページからWinSCPをダウンロードして、インストールします。
WinSCPを起動すると、次のようなウィンドウが表示されます。
ここで「ホスト名」「ユーザー名」「パスワード」を入力し、[ログイン]ボタンを押します。
ホスト名 | サーバーのIPアドレス |
---|---|
ユーザー名 | root |
パスワード | サーバー作成時に指定したrootパスワード |
サーバー上の /opt/minecraft/server/worlds/Bedrock level
というディレクトリを、任意のディレクトリにドラッグ&ドロップします。
「Bedrock level」フォルダの中に入り、ファイルをすべて選択して、右クリック→[ZIPファイルに圧縮]を選択します。
ファイル名を world.mcworld に変更します。
あとはマイクラを起動して、「新しく作る」の右にあるボタンをクリックします。
先ほど作った world.mcworldを選択します。
これでサーバーにある「Bedrock level」というワールドのインポート完了です。
サーバーで遊んでいたワールドがシングルプレイできました!
シングルプレイのワールドをマルチプレイで遊ぶには?
さきほどの逆で、シングルプレイで遊んでいたワールドをXserver VPSの統合版サーバーでマルチプレイもできます。どちらかというと、これをやりたい人が多そうですね。
- マイクラのワールド編集画面でワールドの編集ボタンをクリックします。
- 下の方にある[世界をエクスポート]ボタンをクリックします。
- 任意のフォルダに保存します。
- ファイルの拡張子を「.zip」に変更します。
- マインクラフトマネージャーを開き、ワールドマップの「再生成」を選びます。
- 「配布ワールド」を選び、「ファイルを選択」ボタンをクリックして保存した.zipファイルを選びます。
- 「適用する」ボタンをクリックすると、ワールドデータがサーバーにアップロードされます。
これでシングルプレイのワールドがマルチプレイできました。
マルチプレイでチートを有効にするには?
Xserver VPSで立てたマルチプレイサーバーは、初期状態でチートが無効になっています。
次の設定を一度しておけば、チートが有効になります。
- WinSCPでサーバーに接続し、/opt/minecraft/server ディレクトリを開きます。
- server.properties を右クリックし、[編集]-[内臓エディタ] を選びます。
allow-cheats=false
となっている部分をallow-cheats=
true
に変更します。- ツールバーの[保存]アイコンをクリックします。
- 「マインクラフトマネージャー」を開き、サーバーの[停止]ボタンを押した後、サーバーの[開始]ボタンをクリックします。
まとめ:Xserver VPSなら設定変更も自由自在
以上、Xserver VPSでマイクラ統合版サーバーを立ててから、設定を変更したり、ワールドを切り替える手順まで紹介しました。
Xserver VPSでマルチプレイサーバーを立てるのはそれほど難しくありません。
マイクラマネージャーがあるので、設定変更もバージョンアップも簡単でした。
まずはXserver VPSでサーバーを作って、友だちを誘ってみよう!
Xserver VPS では、2024/12/16(月) 17:00まで「サーバー料金半額キャッシュバック」キャンペーンを実施中!
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