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ゲーム

【PR】Xserver VPSでARK: Survival Ascendedサーバーを立ててみた

Xserver VPS で ARK: Survival Ascended サーバーって立てられるの?

こんな悩みを解決します。

結論から言うと、Xserver VPSで「ARK: Survival Ascended」非公式サーバーを立てられます。

しかも「ARK: Survival Ascended」サーバーでmodを使ったり、Island以外のマップも使えたりできるので、拡張性も問題ありません。

 

この記事では、「Xserver VPS」で「ARK: Survival Ascended」サーバーを立てる手順を画面キャプチャ付きで分かりやすく解説します。

マルチプレイサーバーを作って、友だちと楽しく遊ぼう!

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※1年以上のプランで、新規申込、かつ初回の支払いのみキャンペーン対象。

Xserver VPSとは?

Xserver VPSは、「仮想サーバー」という自分専用のサーバーを格安で利用できるサービスです。

Xserver VPS で公式に対応しているのは「ARK: Survival Evolved」ですが、この記事で解説しているように「ARK: Survival Ascended」サーバーも動かせます。

また、Xserver VPSはレンタルサーバー大手「エックスサーバー」が運営しているので、安心感がありますね。

サーバーを立てる流れは、このあと詳しく説明します。

現在Xserver VPSでは「ARK: Survival Evolved」に公式対応していますが、この記事では「ARK: Survival Evolved」テンプレートを使わずに構築する方法を紹介します(2024/05/20追記)。

Xserver VPS の ARK: Survival Ascended サーバーの料金

では、Xserver VPSで「ARK: Survival Ascended」サーバーを立てた時に、費用がいくらかかるのかを見てみましょう。

Xserver VPSのサーバー料金は以下の通りです。

メモリ月額料金(税込)
16GBプラン5,759円~9,750円
Xserver VPSのサーバー料金(2024/04/08時点)

2GBプランで実質月415円(税込)~という価格で、長期契約すればするほど安くなります。

ただし「ARK: Survival Ascended」サーバーはメモリを10GB以上使うため、16GBプランを利用する必要があります。

ちなみに、Xserver VPSは初期費用が無料で、契約期間の縛りもありません。最低1ヶ月から使えます。

「ARK: Survival Ascended」サーバーが必要とするメモリは「マップ」や「プレイヤー数」「経過時間」により異なります。初期状態の「The Island」マップで、使用するメモリが8~10GBです(OSが使用するメモリは別途必要)

Xserver VPSはARK以外のゲームにも対応しています。サーバーを申し込んだ後、追加料金なしで他のゲームサーバーへ変更できます。

Xserver VPSで「ARK: Survival Ascended」サーバーを立てる方法

Xserver VPSで「ARK: Survival Ascended」サーバーを立てる手順は、以下の3ステップです。

Xserver VPSでARK: Survival Ascendedサーバーを立てる3つのステップ
  1. Xserver VPSでサーバーを契約する
  2. VPSの設定を変更する
  3. ARKサーバーをインストールする

ではそれぞれ説明していきましょう。

Xserver VPSでサーバーを契約する

まず、Xserver VPSで「ARK: Survival Ascended」用のサーバーを契約します。

次の3つのステップがあります。

  1. Xserverアカウントを作成する
  2. 作りたいサーバーを選ぶ
  3. 支払い情報を登録する

ステップ① Xserverアカウントを作成する

Xserver VPS の公式サイトから「お申し込み」に進みます。

「新規お申込み」を選択します。

「メールアドレス」「パスワード」「登録区分」「名前」「住所」「電話番号」などを入力します。

入力したメールアドレス宛てに送信された「確認コード」を入力します。

「電話番号」を入力し、「テキストメッセージで取得(SMS)」か「自動音声通話で取得」を選択します。

受け取った認証コードを入力したら、アカウント登録は完了です。

ステップ② 作りたいサーバーを選ぶ

エックスサーバーのアカウント登録が終わったら、次はUbuntuサーバーを作成しましょう。

1. 料金タイプとプランを選択

プランは「メモリ:16GB」、サーバーの契約期間は「1ヶ月」~「36ヶ月」の間で選びます。

8GB以下のプランではARK: Survival Ascendedサーバーが起動しません。誤って8GB以下のプランで契約してしまったときは、16GBプランへアップグレードしてください。

2. イメージタイプを選ぶ

イメージタイプとして「OS」タブにある「Ubuntu 22.04 (64bit)」を選びます。

3. rootパスワードを入力

最後のrootパスワードは、サーバー管理に使う重要なパスワードです。パスワード生成ツールなどを利用し、9文字以上のパスワードを入力します。忘れないようにメモを取っておきましょう。

ステップ③ 支払い情報を登録する

最後に支払い情報を入力します。「クレジットカード」もしくは「コンビニ支払い」「口座振替」「銀行振込」から選びましょう。

お疲れ様でした。

これで「ARK: Survival Ascended」サーバーをインストールするためのサーバーが使えるようになりました。

VPSの設定を変更する

次にVPSの設定を変更し、「ARK: Survival Ascended」が使うポートを開放します。

見出し
  1. VPSパネルで「パケットフィルター設定」メニューをクリックします。
  2. 「ONにする」を選び、「変更する」ボタンをクリックします。
  3. 「パケットフィルター設定を追加する」ボタンをクリックします。
  4. フィルター「SSH」を選び、「追加する」ボタンをクリックします。
  5. 同じ手順で、フィルターを「手動で設定」、プロトコルを「TCP」、ポート番号を「27020」にして「追加する」ボタンをクリックします。
  6. 同じ手順で、フィルターを「手動で設定」、プロトコルを「UDP」、ポート番号を「7777」にして「追加する」ボタンをクリックします。
  7. 同じ手順で、フィルターを「手動で設定」、プロトコルを「UDP」、ポート番号を「7778」にして「追加する」ボタンをクリックします。
  8. 同じ手順で、フィルターを「手動で設定」、プロトコルを「UDP」、ポート番号を「27015」にして「追加する」ボタンをクリックします。

これでポート開放が完了しました。

「ARK: Survival Ascended」サーバーをインストールする

次に「ARK: Survival Ascended」サーバーをインストールします。

ステップ① IPアドレスを確認する

まず、サーバーのIPアドレスを確認します。

IPアドレスの確認
  1. Xserver VPS契約管理ページを開き、「VPS管理」ボタンをクリックします。
  2. VPS情報ページの下部に「IPアドレス」が表示されているので、これをメモしておいてください。

ステップ② RLoginでサーバーに接続する

次にサーバーにSSHで接続します。

VPSへのSSH接続
  1. SSHクライアント(RLoginTeraTermなど)をインストールします。
  2. RLoginを起動します。
  3. [新規]ボタンをクリックします。
  4. エントリーに任意の名前、ホスト名に「IPアドレス」、ログインユーザー名は root、パスフレーズは「rootパスワード」を入力し、[OK]をクリックします。
  5. 登録したサーバーをクリックし、[OK]ボタンをクリックします。
  6. 次のような黒い画面が表示されたらOKです。

なお、rootパスワードを忘れてしまったら、パスワードリセットしてください。

ステップ③ 「ARK: Survival Ascended」をインストールする

手順
  1. RLoginでサーバーにログインします。
  2. サーバーにログインできたら、以下のコマンドを入力し、[Enter]キーを押します。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/shinya-blogger/xserver-vps-tools/main/ark-sa/install.sh)"
  1. インストールが始まります。
  2. 5分~10分後、次のような画面が表示されればインストール完了です。
    なお画面に表示されるセッション名は、サーバーを検索するときに使うのでメモしておいてください。

ARKサーバーは /home/steam/Steam/steamapps/common/ARK Survival Ascended Dedicated Server ディレクトリにインストールされます。

ARKサーバーは起動時に最新バージョンへ自動更新します。

セッション名はRLoginでサーバーにログインするときにも画面に表示されます。メモし忘れた人は、サーバーにログインしなおしてください。

当インストールスクリプトは Tools for managing ARK Survival Ascended on Linux を利用しています。

「ARK: Survival Ascended」サーバーに参加する

サーバーの準備ができたので、さっそく接続してみましょう。

ARK: Survival Ascended を起動して、[開始]をクリックします。

[ゲームに参加]を選択します。

[非公式] を選び、[プレイヤーサーバーを表示]にチェックを入れます。

検索ボックスにセッション名を入力すると、構築したサーバーが表示されます。

セッション名をクリックし、[開始]ボタンをクリックするとサーバーに接続できます。

サーバーに接続できると、キャラメイク画面が表示されるはずです。

ゲームが始まりました!

もうあとは友達を呼んで遊ぶだけですね。

セッション名を教えてあげましょう。

「ARK: Survival Ascended」サーバーの初期設定

さて、Xserver VPSで作った「ARK: Survival Ascended」サーバーの初期設定は、サーバー名が「ARK #数字6桁」、マップが「The Island」、モードが「PvP」、modは「なし」の状態です。

Xserver VPSで作った「ARK: Survival Ascended」サーバーの初期状態
サーバー名ARK #<ランダム数字6桁>
参加パスワードなし
管理パスワードなし
マップThe Island
モードPvP
プレイヤー数70
MODなし
RCON無効
RCONポート27020
Xserver VPSで建てた「ARK: Survival Ascended」サーバーの初期設定

でも、設定を変えたり、modを入れたりして遊びたいですよね。

そこで、サーバー名やマップを変更したり、modをインストールしてみましょう。

「ARK: Survival Ascended」サーバーの設定を変更する

Xserver VPSで建てたARKサーバーの設定を変更する方法には、以下の2つあります。

「ARK: Survival Ascended」サーバーの設定変更方法
  • GameUserSettings.iniファイルを変更する
  • 設定変更ツールを使う(マップやmodの変更)

ではそれぞれの設定変更方法を説明します。

方法① GameUserSettings.iniを変更する

「ARK: Survival Ascended」サーバーの設定ファイル GameUserSettings.ini を直接変更すると、各種設定を変更できます。

ステップ① 設定ファイルをダウンロードする

まず、ARKサーバーから GameUserSettings.ini ファイルをダウンロードしましょう。

WinSCPのダウンロードページからWinSCPをダウンロードして、インストールします。

WinSCPを起動すると、次のようなウィンドウが表示されます。

WinSCP起動画面でサーバーへの接続情報を入力

ここで「ホスト名」「ユーザー名」「パスワード」を入力し、[ログイン]ボタンを押します。

ホスト名サーバーのIPアドレス
ユーザー名root
パスワードサーバー作成時に指定したrootパスワード

[保存]ボタンを押すと設定が保存されるので、2回目以降のログインが簡単になります。

エクスプローラーのような画面が表示されるので、 /home/steam/Steam/steamapps/common/ARK Survival Ascended Dedicated Server/ShooterGame/Saved/Config/WindowsServer ディレクトリに移動します。このディレクトリには、GameUserSettings.ini があります。

ARKサーバーの設定ファイルディレクトリに移動する

GameUserSettings.ini ファイルを右クリックして、[ダウンロード]を選びます。

これで設定ファイルのダウンロードができました。

ステップ② 設定ファイルを編集する

テキストエディタでGameUserSettings.iniを編集します。

書式は以下の通り。

GameUserSettings.iniの書式
  • 「項目=値」という形式
  • 項目にはカテゴリがあり [ServerSettings] のように該当する箇所に記述
  • 日本語は記述不可

今回は、次のようにファイルを変更しました。

カテゴリ項目
[SessionSettings]SessionNameKozenist Server
GameUserSettings.iniで変更する項目

テキストエディタがない人は、サクラエディタをインストールしてください。

設定ファイルはバックアップを取っておいてください。うまく動かなくなったときに、元に戻せます。

ステップ③ 設定ファイルをアップロードする

編集したGameUserSettings.iniファイルをドラッグ&ドロップして、サーバーの /home/steam/Steam/steamapps/common/ARK Survival Ascended Dedicated Server/ShooterGame/Saved/Config/WindowsServer ディレクトリにアップロードします。

設定ファイルをサーバーにアップロードする

ステップ④ サーバーを再起動する

最後に、サーバーを再起動して、設定ファイルを反映します。

VPSパネルから操作するのが簡単です。

RLoginでサーバーにログインし、 systemctl restart ark-island というコマンドを実行する方法もあります。

再起動した後、セッション名が「Kozenist Server」に変更されました。

GameUserSettings.ini でセッション名が変更できる

同じやり方で、参加パスワード(ServerPassword)や管理者パスワード(ServerAdminPassword)を設定したり、RCONを有効化(RCONEnabled)したりできます。GameUserSettings.iniについて詳しくは以下サイトをご覧ください。
Server configuration – ARK Official Community Wiki

方法② 設定変更ツールを使う

当サイトで配布している「設定変更ツール」を使うと、「マップ」「mod」を変更できます。

手順
  1. RLoginでサーバーにログインします。
  2. サーバーにログインできたら、以下のコマンドを入力します。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/shinya-blogger/xserver-vps-tools/main/ark-sa/config.sh)"
  1. メニューが表示されます。変更したい設定を1~2から選び、[Enter]キーを押してください。
  2. 終了するには「q」を入力して[Enter]キーを押してください。
  3. 「Restart Server? (y/n)」が表示されたら「y」を入力して[Enter]キーを押してください。

当ツールは、ArkAscendedServer.exe のコマンドラインオプションを変更します。ツールで設定をすると /etc/systemd/system/ark-island.service.d/override.conf というファイルが変更されます。

マップの変更

設定変更ツールを起動し、「1」を入力して[Enter]キーを押すと、マップを変更できます。

「The Island」と「Scorched Earth」に対応しています。

Scorched Earthもマルチプレイできる

modの変更

ARK: Survival Ascendedサーバーで使用にするmodを指定できます。

設定変更ツールを起動し、「2」を入力して[Enter]キーを押すと、-mods オプションの値を設定できます。

-mods オプションの値は、CurseForge のプロジェクトIDをカンマ区切りで指定したものです。

プロジェクトIDは、CurseForgeのMod詳細ページの右側に書いてあります。

たとえばPelayori’s Cryo Storageなら 928793 です。

-modsオプションの値を入力したら、「q」を押してツールを終了し、「Restart Server?」で「y」を入力してサーバーを再起動します。

サーバーに参加すると、ゲーム側へMODのインストールが始まります。

マルチプレイでもCryo Storageが使えました!

よくある質問

サーバーを最新版に更新するには?

本記事の方法でインストールしたサーバーは、サーバー起動時に自動的に最新版に更新します。

VPSパネルから「再起動」する方法が簡単です。

非公式サーバー一覧に表示されない

「プレイヤーサーバーを表示」をチェックしていることを確認したうえで、「更新」ボタンを押してサーバー一覧を最新化してみてください。

またGameUserSettings.iniで参加パスワードを設定したときは、「パスワードありのサーバーを表示」をチェックしてください。

なお、サーバーの再起動してから実際にサーバー一覧に表示されるようになるまで、長いときで5分~10分くらいかかります。

再起動した後はしばらく待ってみましょう。

まとめ:Xserver VPSなら設定変更も自由自在

以上、Xserver VPSで「ARK: Survival Ascended」サーバーを立ててから、設定を変更する手順まで紹介しました。

Xserver VPS / Xserver VPS for Game には「ARK: Survival Ascended」テンプレートがありませんが、Xserver VPSで「ARK: Survival Ascended」サーバーが立てられることが分かりました。

また、modの導入や管理者コマンドの実行もできたので、制限は特になさそうです。

まずはXserver VPSでARK: Survival Ascendedサーバーを作って、友だちを誘ってみよう!

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