商品や受験料などの代金を相手の銀行口座に支払うときに使うのが振込です。銀行口座へ振込するには、銀行窓口やATM、インターネットバンキングなど、さまざまな方法があります。
また、銀行口座(キャッシュカード)がなくても現金振込は可能です。
この記事では、はじめて銀行へ振込する人向けに、現金を使って振込する方法を分かりやすく解説します。
振込のやり方
はじめての人は、平日日中(8:45-18:00)に、近くの都市銀行か地方銀行に行きましょう。
都市銀行とは、日本全国に支店を持つ次の銀行です。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
地方銀行とは、「北洋銀行」「横浜銀行」「関西みらい銀行」など、特定地域をターゲットにした銀行です。
銀行の支店(店舗)だけでなく、街のあちこちにあるATM(自動支払い機)でもOK。自宅の近くや学校の近くなど、身近な銀行に行きましょう。
銀行の口座を持っていなくても、銀行やATMで銀行振込できます。
ATMでの振込方法
銀行に着いたら、ATM(自動預け払い機)で手続きします。
振込を選び、振込先の銀行、支店、口座番号を指定し、現金を入れます。
銀行へ行く前に、「振込先の銀行名」「支店名」「口座種別(普通・当座)」「口座番号」をメモしておきましょう。
振込は、当日もしくは翌営業日に行われます。
銀行窓口での振込方法
10万円を超える現金振込は、ATMではできません。支店(店舗)の窓口で手続きする必要があります。不正送金やオレオレ詐欺防止のためだそうです。
銀行窓口は平日 9:00-15:00しか空いていないので、時間に注意して行きましょう。
また、本人確認のため、健康保険証などの身分証明書が必要です。
銀行には、「振込依頼票」という記入用紙があるので、振り込み先や金額などをボールペンで記入してから番号札を取って待ちます。
振込手数料
窓口でもATMでも、振込をするには手数料がかかります。
金額や銀行によって料金は変わりますが、だいたい次のような感じです。
振込金額 | 振込手数料(ATM) | 振込手数料(窓口) |
---|---|---|
3万円未満 | 220~440円 | 330~880円 |
10万円以下 | 330~660円 | 550~990円 |
10万1円以上 | – | 550〜990円 |
銀行には、振込金額と手数料を合わせた額を持っていきましょう。
振込手数料は、1,000円あれば充分です。
平日日中以外で現金振込するには?
ATMでの現金振込は平日8:45-18:00まで、銀行窓口は平日9:00-15:00しか空いていないので、どうやっても行けないって人もいると思います。
そんな人は、次の2つの方法を試してみてください。
方法① 三井住友銀行の土日営業店舗を利用する(終了しました)
三井住友銀行の以下の支店なら、夜間や土日も現金での振込ができます。
土曜日は10:00-17:00の間、窓口も空いているので、10万円を超える現金振込もできます。便利なので、ぜひ利用してみてください。
方法② 「みんなの銀行」を即日口座開設してセブン銀行で入金する
次に紹介するのは「みんなの銀行」の銀行口座を即日で開設する方法です。
「マイナンバーカード」か「運転免許証」を持っている15歳以上の人なら、スマホだけで口座開設できます(無料)。
申し込みをした数時間後には使えるので、急いでいる人には特におススメします。
「みんなの銀行」での振込の流れは以下の通りです。
- ステップ 1口座開設
「みんなの銀行」アプリをインストールして口座を開設します。
- ステップ 2現金入金(24時間OK)
セブン銀行ATMで「みんなの銀行」の口座へ現金で入金します。
入金手数料:無料 - ステップ 3振込(24時間OK)
「みんなの銀行」アプリで振込を行います。
振込手数料(他行宛):25歳以下は月3回まで無料。それ以外は200円/回。
現金入金も振込も24時間365日手続きOKで、平日の日中に銀行へ行く必要はありません。
ちなみに招待コードを入力して口座開設すると、もれなく500円もらえますよ。
振込手数料を安くするには?
現金での振込には手数料がどうしてもかかってしまいます。
手数料を安くするには、次のような方法があります。
方法① 窓口を使わずATMで振込する
ATMの方が銀行窓口より手数料が安いです。
なので、ATMを利用して振り込みましょう。
方法② 振込先と同じ銀行に行く
振込手数料は、振込先が同じ銀行なら手数料が安くなります。
たとえば、振込先の銀行が「三菱UFJ銀行」なら、「みずほ銀行」のATMで振り込むよりも、「三菱UFJ銀行」のATMで振り込んだ方が、手数料が安くなります。
方法③ 銀行口座を作る
もっと振込手数料を安くしたいなら、銀行口座を作りましょう。
銀行口座を開設すると、キャッシュカードでの振込ができるようになり、振込手数料が安くなったりタダになったりします。
もちろん、口座開設は無料なので費用はかかりません。
ここでおススメの銀行を3つ紹介します。
みんなの銀行
「みんなの銀行」は、先ほど即日口座開設できる銀行として紹介しましたが、振込手数料もオトクです。
年齢 | 他行宛 振込手数料 |
---|---|
25歳以下 | 月3回まで無料 その後は200円/回 |
26歳以上 | 200円/回 |
銀行ATMや窓口で現金振込するより安いですよね。口座開設キャンペーンもやっています。
【みんなの銀行】口座開設で500円プレゼント
アプリをダウンロードし口座開設時に紹介コードを入力してください
ダウンロード:https://app.adjust.com/2tho638
紹介コード:QVOByPHQ
※金額は変更になる可能性があります。詳細や適用条件は口座開設時の注意事項をご覧ください
イオン銀行
イオン銀行はイオン系列の銀行です。「イオン」「まいばすけっと」「マックスバリュー」「ザ・ビッグ」など、全国のイオン系列のお店や駅にATMが設置されています。
口座開設すると、ATMで振込手続きができる上に、アプリで振込などの手続きができます。手数料も大手銀行に比べて格段に安く、口座維持手数料も無料。
振込手続き | 他行宛 振込手数料 |
---|---|
ネット | 110円 |
ATM | 132円 |
さらに、イオン系列のお店で買い物すればWAON POINTもたまります。
楽天銀行
楽天銀行口座を持っていると、楽天市場でのポイント還元率がUPするなどの特典があります。ただし、各種手数料はイオン銀行より高いです。
ポイントサイト経由で楽天銀行の口座を作るとポイントがGETできます。
よくある質問
10万円以上を夜間や土日に振込する方法はありますか?
「みんなの銀行」なら10万円以上の現金振り込みができます。
セブン銀行ATMで入金すれば(24時間OK)、あとはアプリで金額を指定して振込手続きをするだけです。
銀行口座をもっていませんが作ったほうがいいですか?
企業への支払いやお金の受け取り(給与)は銀行振込が一般的です。
銀行口座を持っていないのであれば、これを機に口座開設するとよいでしょう。
まとめ
以上、現金で銀行振込する方法について紹介しました。
現金振込は、基本的に平日日中しかできません。
どうしても銀行に行く時間が取れないなら、銀行口座開設を検討してみてください。