北洋銀行の他行宛振込手数料は、インターネットバンキングを使うと、3万円未満で275円、3万円以上で385円かかります。
わずか数百円とはいえ、毎月3万円を振込するだけで、年間4,620円もかかることになりますね。
ATMの現金振込はもっと割高で、3万円以上の他行宛振込手数料が年間6,600円です。
北洋銀行の振込手数料は、無料にできないものでしょうか?
実は、送金方法を工夫すれば、振込手数料を無料にできるんです!
そこで、北洋銀行から他の銀行への送金を無料で行う方法を送金先別にまとめました。
更新履歴
- 2021.10.03 振込手数料改定に対応しました。
北洋銀行の振込手数料は?
北洋銀行で通常かかる振込手数料は以下の通りです。
インターネットバンキング(北洋ダイレクト)
振込先 | 振込金額 | |
---|---|---|
3万円未満 | 3万円以上 | |
北洋銀行 | 110円 | 220円 |
上記以外 | 275円 | 385円 |
ATM(北洋銀行のキャッシュカード利用時)
振込先 | 振込金額 | |
---|---|---|
3万円未満 | 3万円以上 | |
北洋銀行 | 110円 | 330円 |
上記以外 | 275円 | 385円 |
以上のように、振込先や金額に関係なく、手数料がかかってしまいます。
北洋銀行から同一支店・他支店への振込を無料化する
pringでSBJ銀行に送金し、SBJ銀行から振込
送金アプリpringと、SBJ銀行を使う方法です。
SBJ銀行の自分名義の口座が必要です。
公式 SBJ銀行
以下の手順で振り込みます。
- 北洋銀行からpringにチャージする。
- pringからSBJ銀行の自分名義の口座へ送金する。
- SBJ銀行のインターネットバンキングで、振込手続きをする。
pringの使い方は以下の記事を参考にしてください。
北洋銀行ATMで入出金
「家族の北洋銀行の口座」に振込む場合など、振込先のキャッシュカードが手に入る場合、ATMの入出金で送金ができます。
まず、北洋銀行のATMでキャッシュカードを使って現金を引き出します。
続けて同じATMで「振込先口座のキャッシュカード」を使い、引き出した現金を預入します。
振込ではないので手数料は無料です。
北洋銀行から楽天銀行への振込を無料化する
イオン銀行経由で振り込む
北洋銀行からイオン銀行へ入金させたあと、楽天銀行へ振り込む方法です。
- イオン銀行の自動入金サービスで北洋銀行から入金する。
- イオン銀行のインターネットバンキングで北洋銀行へ振込する。
イオン銀行の自動入金サービスを使えば、手数料無料で北洋銀行からイオン銀行へ送金できます。さらに、イオン銀行は最大月5回まで他行宛振込手数料が無料です。イオン銀行の2つのサービスを組み合わせると、北洋銀行から楽天銀行への振込を無料にできます。
たとえば、北洋銀行に振り込まれた給料の一部を、毎月楽天銀行へ送金して楽天カードの支払いをしたいときなどに便利です。
また、イオン銀行ATMやゆうちょ銀行ATMが手数料無料で使えるうえ、イオン系列のお店(イオン、マックスバリュ、ザ・ビッグ等)で5%OFFやポイント2倍など特典あり。
「振込手数料ゼロ」&「スーパー割引」のダブルでお得な銀行です。
北洋銀行から三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行への振込を無料化する
送金アプリpringで振込
この方法を使うには、銀行の自分名義の口座が必要です。
また、送金アプリpringに自分名義の「北洋銀行の口座」と「三菱UFJ銀行の口座」を登録しておきます。
以下の手順で振込を行います。
- 北洋銀行からpringにチャージします。
- pringの送金機能を使い、三菱UFJ銀行の自分名義の口座へ送金します。
- 「三菱UFJ銀行」のインターネットバンキングで、自分名義の口座から相手先の口座へ振り込みます。
pringの使い方は以下の記事を参考にしてください。
北洋銀行からみずほ銀行への振込を無料化する
送金アプリpringでSBJ銀行に送金して振込
この方法を使うには、SBJ銀行の自分名義の口座が必要です。
口座がない人は、口座開設しておきましょう。
事前に、送金アプリpringに自分名義の「北洋銀行の口座」と「SBJ銀行の口座」を登録しておきます。
振込は以下の手順で行います。
- 北洋銀行からpringにチャージします。
- pringの送金機能を使い、SBJ銀行の自分名義の口座へ送金します。
- 「SBJ銀行」のインターネットバンキングで、自分名義の口座から相手先の口座へ振り込みます。
pringの使い方は以下の記事を参考にしてください。
北洋銀行から住信SBIネット銀行への振込を無料化する
pringで送金する
住信SBIネット銀行の自分名義の口座に送金するときに使える方法です。
送金アプリpringを使い、北洋銀行から住信SBIネット銀行へ送金します。
- 北洋銀行からpringにチャージします。
- pringにチャージされたお金を住信SBIネット銀行に送金します。
定額自動入金サービスを利用
口座が同一名義の場合にのみ、使える方法です。
毎月一定額を住信SBIネット銀行に振り込む場合なら、定額自動入金サービスが便利です。
これは入金先の住信SBIネット銀行が提供しているサービスになるのですが、他の銀行の自分の口座から毎月一定額を入金できるという内容です。
たとえば、北洋銀行に振り込まれる給与のうち、毎月3万円を住信SBIネット銀行で積み立てたいというような用途に使えます。
手数料はかかりません。
さらに定額入金と言いつつも、入金する金額は毎月変更できるので、使い勝手が良いです。
振込に取って代わるサービスで、画期的ですね。
北洋銀行からソニー銀行への振込を無料化する
北洋銀行のATMで入出金
「振込先のキャッシュカード」が手に入る場合の方法です。
まず、北洋銀行のATMで現金を引き出します。
続けて同じATMを使い、「ソニー銀行のキャッシュカード」で現金を入金します。
ATMからソニー銀行への入金は無料です。
おまかせ自動入金サービスを利用
口座が同一名義の場合にのみ、使える方法です。
ソニー銀行の「おまかせ自動入金サービス」を利用すると、毎月一定額を北洋銀行からソニー銀行に振り込むことができます。
手数料はかかりません。
北洋銀行からPayPay銀行への振込を無料化する
pringで送金する
PayPay銀行の自分名義の口座に送金するときに使える方法です。
送金アプリpringを使い、北洋銀行からPayPay銀行へ送金します。
- 北洋銀行からpringにチャージします。
- pringにチャージされたお金をPayPay銀行に送金します。
定額自動送金サービスを利用
こちらも、口座が同一名義の場合にのみ、使える方法です。
PayPay銀行の「定額自動入金サービス」を利用すると、毎月一定額を北洋銀行からPayPay銀行に振り込むことができます。
手数料はかかりません。
北洋銀行から「ゆうちょ銀行」への振込を無料化する
方法① イオン銀行経由で振り込む
北洋銀行からイオン銀行へ入金させたあと、ゆうちょ銀行へ振り込む方法です。次のような流れになります。
- イオン銀行の自動入金サービスを使い、北洋銀行から入金する。
- イオン銀行のインターネットバンキングでゆうちょ銀行へ振込する。
イオン銀行の自動入金サービスを使えば、手数料無料で北洋銀行からイオン銀行へ送金できます。さらに、イオン銀行は最大月5回まで他行宛振込手数料が無料です。
北洋銀行に振り込まれた給料の一部を、毎月ゆうちょ銀行へ送金して学費の支払いをしたいときなどに使えます。
また、イオン銀行は、イオン銀行ATMやゆうちょ銀行ATMが手数料無料で使える点も便利です。
方法② pringで送金する
ゆうちょ銀行の自分名義の口座に送金するときに使える方法です。
送金アプリpringを使い、北洋銀行からゆうちょ銀行へ送金します。
- 北洋銀行からpringにチャージします。
- pringにチャージされたお金をゆうちょ銀行に送金します。
北洋銀行からイオン銀行への振込を無料化する
pringで送金する
イオン銀行の自分名義の口座に送金するときに使える方法です。
送金アプリpringを使い、北洋銀行からイオン銀行へ送金します。
- 北洋銀行からpringにチャージします。
- pringにチャージされたお金をイオン銀行に送金します。
自動入金サービスを利用
口座が同一名義の場合にのみ、使える方法です。
イオン銀行の「自動入金サービス」を利用すると、北洋銀行の口座からイオン銀行への振込を毎月自動で行うことができます。
手数料は無料です。
毎月一定金額を振込するときは?
家賃や駐車場代など、毎月振込をするときは北洋銀行の定額自動振込サービスが便利です。
ただ、払い忘れを防げるメリットはあるのですが、結構な金額の手数料がかかってしまいます。
そこで、別の銀行を経由する裏ワザを使うと、自動送金を無料にできます。
提携銀行と無料特典、ネットをフル活用しよう
以上のように、銀行口座間でお金を移動するには、様々な方法があります。
最近は特に、提携銀行のATM無料化や、コンビニATMの無料サービス、無料入金サービス、送金アプリなどを利用することで、個人の口座間の資金移動はほぼ0円でできます。
毎月、振込手数料に275円を払っていたら、1年で何と3,300円!
振込手数料のかからない送金にぜひチャレンジしてみましょう。