住信SBIネット銀行は、サービスの多さと手数料の安さで、人気のあるネット銀行ですよね。
さて、そんな住信SBIネット銀行の定期預金を最大限活用し、高金利で預けるにはどうすればよいでしょうか?
実は、定期預金の金利は時期によって変わるので、高金利な時期を狙うことがポイントです。
また、定期預金に預けていない「スキマ期間」を作らないようにして、利息を受け取り続けることもポイントです。
この記事では、住信SBIネット銀行の定期預金に高金利で預けるコツを紹介します。
金利が高い夏冬ボーナス時期に預ける
住信SBIネット銀行の定期預金の金利は、夏冬ボーナス時期が高く、それ以外の時期はとても低くなります。
過去3年間で見ると、1年定期の金利は次のような結果でした。
時期 | 金利(1年) |
---|---|
2月中旬~6月上旬 | 0.02% |
6月中旬~8月下旬 | 0.20% |
9月~12月上旬 | 0.02% |
12月中旬~2月上旬 | 0.20% |
このように、金利が高い時期と低い時期とで比べると10倍の差があります。
ネット銀行の金利はメガバンクよりも高いとはいえ、時期を考えて預けないと儲からないですね。
最新の定期預金金利は以下から確認してみてください。
金利が低い時期は別の銀行に預け替えする
定期預金に預けようとしたとき、金利が低い時期なら、高くなるまで待つのがトクでしょうか?それとも、低金利でもとりあえず預けた方がトクでしょうか?
結論は、まとまった金額があるなら短期間でも金利の高い別の銀行へ預け替えするのがお得です。
預け替えシミュレーション
たとえば、9月から300万円を運用する場合で考えてみましょう。
住信SBIネット銀行では、例年9月ごろは定期預金が0.02%と超低金利で、金利が上がる12月までは3ヶ月間あります。
「3ヶ月定期に預ける」という案もありますが、金利が低いのでイマイチですよね。
そこで、12月までの3ヶ月間は、オリックス銀行にお金を移動します。
オリックス銀行には2週間定期預金があり、金利は0.10%とまずまずです(2020年5月2日現在)。
300万円を3ヶ月間預けると、750円の利息(税引前)がもらえます。
1本ではなく数本に分けて預ける
定期預金を中途解約したときは、利息はほとんど受け取れません。
なので、いざお金が必要になったときに、定期預金を全額解約せずに済むよう、定期預金は何本かに分けて預け入れするのがポイントです。
たとえば、100万円を預け入れするときも、全額を1本で預け入れるのではなく、50万円を2本預け入れしたり、20万円・30万円・50万円の3本を預け入れたりします。
こうしておくと、定期預金の解約は必要な分だけで済むので、残った分は定期預金の利息を温存できます。
まとめ
住信SBIネット銀行の定期預金で得するポイントは以下の通り。
- 夏冬ボーナス時期に預け入れる
- 1本ではなく、2~3本に分けて預け入れする
- 高金利時期でなければ、それまでの間、オリックス銀行の2週間定期に預け入れする
最近は不況なので、定期預金の金利は魅力的ではないですが、少ない利息でも確実に受け取れるようチャレンジしてみてはいかがでしょうか。