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ゲーム

【Minecraft】統合版マルチプレイサーバーを立てる4つの方法

マイクラ統合版のサーバーを立てたいけど、いろんな方法があるみたいで失敗したくない。結局自分はどれを選んだらいいの?

そんな疑問を解決します。

 

実は「マイクラサーバー」と言っても、Minecraftサーバーのソフトウェアは約10種類もあり、サーバーを準備する方法も4つほどあります。

サーバーの選び方や立て方を間違えると、機能制限でプレイに支障があったり、サーバーに接続できず遊べなかったりと、トラブルになるかもしれません。

 

そこでこの記事では、マイクラ統合版サーバーの立て方を初心者にも分かりやすく解説します。 

「マイクラサーバーを立てたら具体的に何ができるの?」「どんな機能制限があるの?」「サーバーを立てるのって難しい?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。

  1. マイクラサーバーを立てるメリット
    1. メリット① 友だちや家族と同じワールドでマルチプレイできる
    2. メリット② サーバー主がいなくても入れる
  2. マイクラ統合版サーバーを立てる4つの方法
    1. 方法① 公式サーバーRealmsを使う
    2. 方法② レンタルサーバー(VPS)を使う
    3. 方法③ 自宅PCを使う
    4. 方法④ Aternosを使う
  3. 「公式サーバーRealms」と「レンタルサーバー(VPS)」の違い
    1. 配布ワールドのインポート
    2. プレイ人数
    3. 設定の自由度
    4. 友だちの招待方法
  4. マイクラ統合版サーバーを立てるときの注意点
    1. 注意点① サーバーエディションの違い
    2. 注意点② バージョンの違い
    3. 注意点③ サーバー構築の難易度
  5. 結局どれがおススメ?
  6. 公式サーバーRealmsで統合版サーバーを立てる
    1. ステップ① Realmsを申し込む
    2. ステップ② ワールドを設定する
    3. ステップ③ 友達を招待する
    4. ステップ④ サーバーに接続する
  7. レンタルサーバー(VPS)で統合版サーバーを立てる
    1. ステップ① レンタルサーバー(VPS)を準備する
    2. ステップ② ワールドを設定する
    3. ステップ③ サーバーに接続する
  8. 自宅PCで統合版サーバーを立てる
    1. ステップ① PCを準備する
    2. ステップ② ソフトウェアをインストールする
    3. ステップ③ ポートを開放する
      1. 手順①  Localtonetアカウント作成
      2. 手順②  Localtonetダウンロード
      3. 手順③  トンネル設定
    4. ステップ④ サーバーに接続する
  9. マイクラ統合版サーバーについてのよくある質問
  10. まとめ

マイクラサーバーを立てるメリット

はじめにマイクラサーバーを立てるメリットについて解説しましょう。

マイクラサーバーを立てるメリット
  • 友だちや家族と同じワールドでマルチプレイできる
  • サーバー主がいなくても入れる

メリット① 友だちや家族と同じワールドでマルチプレイできる

サーバーを立てると友だちと同じワールドで遊べる

マイクラサーバーを立てると、友だちや家族と同じワールドに入ってマルチプレイできます。

統合版サーバーを立てると「Nintendo Switch」「iPad」「スマホ」「Windows 統合版」といろんなデバイスから参加できるので、友だちがどの機種を持っているのか気にしなくて構いません。

 

もちろん自分1人だけサーバーに接続するシングルプレイも可能。

たとえば自宅ではSwitchからプレイし、外出先でスマホで続きをプレイする、といった遊び方もできます。

メリット② サーバー主がいなくても入れる

マイクラサーバーを立てると、ワールドデータはサーバー上に保管されます。

なのでサーバーが常時起動している限り、サーバー主がいなくてもワールドに入れます。

友だちとプレイする時間を合わせなくてもOKなのはありがたいですよね。

このあと説明しますが、サーバーを立てる方法によっては常時稼働にならないので注意してください。

マイクラ統合版サーバーを立てる4つの方法

次にマイクラ統合版サーバーを立てる方法について見ていきましょう。

大きく分けると4つの方法があります。

公式サーバー
Realms
レンタル
サーバー
(VPS)
自宅PCAternos
難易度
料金有料有料無料無料
バージョン変更
自動
常時起動×
プレイヤー数制限10人無制限無制限4人程度
フレンド招待必要不要不要不要
Ping普通高速普通~高速低速
配布ワールド利用
(マーケットプレイス外)

Switch
単体はNG
設定変更のしやすさ×
広告表示なしなしなしあり
Nintendo Switchから接続
設定変更必要

設定変更必要

設定変更必要
iPad/スマホ/
Windows統合版
から接続
マイクラ統合版サーバーを立てる4つの方法

方法① 公式サーバーRealmsを使う

はじめに紹介するのがMinecraft公式サーバーRealms(レルムズ)を使う方法です。

引用元:Minecraft Realms

Minecraftに組み込まれているのでスムーズに利用できるメリットがあります。

料金は10プレイヤー用が1ヶ月につき930円(税込)、2プレイヤー用が1ヶ月につき470円(税込)です(2024/05/13現在)

なおNintendo SwitchのRealmsで配布ワールド(マーケットプレイス外)をプレイするには、「スマホ版」「iPad版」「Windows統合版」ライセンスが別で必要になるので注意してください。

公式サーバーRealmsのメリット
  • ゲームに統合されているので使いやすい
  • 利用者が多いので情報も多い
  • バージョン自動更新
  • サーバー常時起動
公式サーバーRealmsのデメリット・注意点
  • 月額費用が掛かる
  • プレイ人数は最大10人まで
  • ラグが発生しやすい
  • バージョンアップタイミングを制御できない
  • 配布ワールド(マーケットプレイス外)をアップロードするにはNintendo Switch版以外のライセンスが必要

方法② レンタルサーバー(VPS)を使う

次に紹介するのはレンタルサーバー(VPS)を使う方法です。

引用元:Xserver VPS

Minecraft対応サーバーをレンタルできるサービスで、国内にはXserver VPS ConoHa VPS などがあります。

サーバーを丸ごと専有できるので機能制限はありません

料金は1ヶ月につき400円~1,000円前後で、契約プランや割引により変動します。

設定を変更するツールが提供されているので、サーバー管理は比較的容易です(レンタルサーバーによって機能は異なる)。

またRealmsとは違い、Nintendo Switch版しか持っていなくてもサーバーに配布ワールドをアップロード可能です。

レンタルサーバー(VPS)のメリット
  • ラグが発生しにくい(国内VPSの場合)
  • Nintendo Switch版以外のライセンスがなくても配布ワールド(マーケットプレイス外)をアップロードできる
  • バージョン変更が自由(バージョンダウンも可能)
  • プレイ人数の制限なし
  • サーバー常時起動
  • 簡単に設定変更ができる
レンタルサーバー(VPS)のデメリット・注意点
  • 月額費用が掛かる
  • サーバーの開始・停止などの操作が必要
  • Nintendo Switchから接続するには設定変更が必要

有料サーバーを使うなら初心者にやさしいXserver VPS がおススメです。

Xserver VPS では、2024/12/16(月) 17:00まで「サーバー料金半額キャッシュバック」キャンペーンを実施中

※1年以上のプランで、新規申込、かつ初回の支払いのみキャンペーン対象。

Xserver VPSについては以下の記事でも詳しく解説しています。

方法③ 自宅PCを使う

3つ目に紹介するのは自宅PCを使う方法です。

余っているWindows PCがあればMinecraftサーバーとして使えます。

一方でセットアップの難易度は高く、トラブルを自分一人で対処するスキルが必要です。

また常時稼働させる場合は電気代が1ヶ月500円を超えることもあるので、コスパ面では微妙かもしれません。

自宅PCのメリット
  • 月額費用がかからない
  • Nintendo Switch版以外のライセンスがなくても配布ワールド(マーケットプレイス外)をアップロードできる
  • バージョン変更が自由(バージョンダウンも可能)
  • プレイ人数の制限なし
自宅PCのデメリット・注意点
  • 常時起動の場合は電気代が高額になる
  • 契約しているインターネット回線によってはポート開放ができない
  • トラブルには自分自身で対処が必要
  • 設定変更するには設定ファイルの編集が必要
  • サーバーに使うPCが必要
  • サーバーの開始・停止などの操作が必要
  • Nintendo Switchから接続するには設定変更が必要

方法④ Aternosを使う

最後に紹介するのはAternosを使う方法です。

引用元:Aternos

無料で使えるサービスですが、海外サーバーなのでラグが発生しやすいです。

また注意が必要なのがAternosは常時稼働ではないこと。

気づいたら止まっていたりするので、友だち同士でプレイするタイミングを合わせる必要があります。

Aternosのメリット
  • 無料で使える
  • Nintendo Switch版以外のライセンスがなくても配布ワールド(マーケットプレイス外)をアップロードできる
  • バージョン変更が自由(バージョンダウンも可能)
Aternosのデメリット・注意点
  • プレイ人数はおよそ4人まで
  • PINGが遅くラグが発生しやすい
  • 広告表示あり
  • 常時稼働ではない
  • サーバーの開始・停止などの操作が必要
  • Nintendo Switchから接続するには設定変更が必要

 

以上、マイクラ統合版サーバーを立てる4つの方法を解説しました。

「公式サーバーRealms」と「レンタルサーバー(VPS)」の違い

マイクラ統合版サーバーを立てる4つの方法のうち、有料サービスは「公式サーバーRealms」と「レンタルサーバー(VPS)」の2つあります。

どちらかにしようか迷っている人は、以下4つの違いを参考に決めてみてください。

配布ワールドのインポート

レンタルサーバー(VPS)は配布ワールドを直接アップロードできる

Nintendo Switchにはワールドをインポートする機能がないので、マーケットプレイス以外の配布ワールド(100kmアスレチックどや舞倉市など)をプレイできません。

そのかわりレンタルサーバー(VPS)は配布ワールドをサーバーに直接アップロードできるので、Nintendo Switchからレンタルサーバーに接続すれば配布ワールドをプレイできるようになります。

つまりNintendo Switchユーザーはレンタルサーバー(VPS)がおススメです。

公式サーバーRealmsの場合は、配布ワールドをサーバーに直接アップロードすることはできません。

プレイ人数

同時プレイ人数の違いは以下の通りです。

  • 公式サーバーRealms:最大10人まで
  • レンタルサーバー(VPS):人数制限なし

Realmsは同時プレイ人数が10人まで。

それ以上で同時プレイするならレンタルサーバー(VPS)一択ですね。

設定の自由度

レンタルサーバー(VPS)の場合は「プラグインを入れる」「Minecraftの設定を変更する」「サーバーでコマンドを実行する」といったさまざまなカスタマイズができます。

Realmsでは基本的なマルチプレイの提供になるので、サーバーのカスタマイズはできません。

友だちの招待方法

Realmsはゲーマータグで検索して友達申請します。

ゲーマータグが分からなくても、友達にリンクを共有すればプレイできます。

 

一方レンタルサーバー(VPS)ではサーバーのIPアドレスを友達に教えればOK。

友達申請は不要なのでプレイする人数が多いときは楽ちんですね。

マイクラ統合版サーバーを立てるときの注意点

次にマイクラ統合版サーバーを立てるときの注意点について、3つ解説しましょう。

マイクラ統合版サーバーを立てるときの注意点
  • サーバーエディションの違い
  • バージョンの違い
  • サーバー構築の難易度

注意点① サーバーエディションの違い

Minecraftサーバーは10種類くらいありますが、マイクラ統合版から接続できるのは Minecraft Bedrock Server のみです。

マイクラ統合版から接続できる:

  • Minecraft Bedrock Server

マイクラ統合版から接続できない:

  • Minecraft Forge
  • Minecraft Java Server
  • Minecraft Mohist
  • Minecraft Paper
  • Minecraft Purpur
  • Minecraft Spigot
  • Minecraft SpongeVanilla

「Minecraft Java Server」や「Minecraft Forge」サーバーを立てても、マイクラ統合版からは接続できないので注意してください。

注意点② バージョンの違い

Minecraftサーバーに接続するときバージョンが同じでないと接続エラーになります。

たとえばサーバーをバージョンアップせず、Nintendo Switch側だけバージョンアップしてしまうとゲームプレイできなくなります。

特にRealmsは自動バージョンアップのタイミングが不定期なので注意しましょう。

レンタルサーバー(VPS)や自宅PCでは、バージョンアップするタイミングをコントロールできたり、バージョンダウンもできたりします。

注意点③ サーバー構築の難易度

サーバー構築の難しさは、どの方法を選ぶかによって違います。

「とりあえずサーバーを立ててワールドに入る」までの難易度を星の数で表記すると次のような感じになります。

サーバー構築方法難易度
公式サーバーRealms
レンタルサーバー(VPS)★★
自宅PC★★★★★
Aternos★★
自宅PCにサーバーを立てるのは難易度が高い

自宅PCはワールドに入れるようになるまでの作業が多く、難易度が高いです。

それ以外の方法だと、とりあえずサーバーを立ててマルチするまではそれほど難しくなく、10分もあればワールド接続までできるはずです。

以上、 マイクラ統合版サーバーを立てるときの注意点を紹介しました。

結局どれがおススメ?

さてサーバーの立て方4種類の違いを紹介してきましたが、どの方法にするか決まりましたか?

よく分からなくなってきた人は以下を参考にして決めてみてくださいね。

サーバー構築方法の決め方
  • 多少の制限はあっても公式サービスで安心したい人 → Realms
  • 配布ワールドをプレイしたりラグなし環境で遊びたい人 → レンタルサーバー(VPS)
  • PCスキルが高く自分でトラブルを解決できる人 → 自宅PC
  • 無料ならラグや広告表示、利用制限があっても我慢できる人 → Aternos

以下リンクで該当箇所へジャンプできます。

公式サーバーRealmsで統合版サーバーを立てる

それでは公式サーバーRealmsで統合版サーバーを立てる方法から紹介しましょう。

ステップ① Realmsを申し込む

  1. メインメニューから「プレイ」を選択します。
  2. 「ワールド」タブ内の「Realms」を選択します。
  3. 「今すぐ加入」を選択します。
  4. 利用条件の「同意する」にチェックして「契約する」ボタンをクリックします。
  5. 支払い情報を入力して購入手続きを完了します。

ステップ② ワールドを設定する

  1. メインメニューから「プレイ」を選択します。
  2. 「ワールド」タブ内の「Realms」にあるチェックマークを選択します。
  3. 3つあるワールドのうち、どれか1つを選び「ワールドを編集」を選択します。
  4. ゲーム設定を編集したり、ワールドオプションを編集します。

ステップ③ 友達を招待する

  1. メインメニューから「プレイ」を選択します。
  2. 「ワールド」タブ内の「Realms」にあるチェックマークを選択します。
  3. 「Realmの管理」を選択します。
  4. メンバーメニューを選びます。
  5. 「フレンドを検索」を選びゲーマータグでプレイヤーを検索して、フレンドに追加します。
  6. 招待された友達がMinecraftを起動し、招待を受け入れます。

ステップ④ サーバーに接続する

ここまで準備ができたら、Realmsのメイン画面でプレイしたいワールドを選んで「プレイ」ボタンをクリックします。

レンタルサーバー(VPS)で統合版サーバーを立てる

次はレンタルサーバー(VPS)で統合版サーバーを立てる方法を紹介します。

ステップ① レンタルサーバー(VPS)を準備する

最初はレンタルサーバー(VPS)を準備します。

マイクラ統合版に対応しているレンタルサーバーを申し込みましょう。

ここでは例としてXserver VPS を使ってみました。

サーバーの選択画面では、プラン「メモリ:2GB」を選びます。

イメージタイプとして「アプリケーション」タブにある「Minecraft(統合版)」を選びます。

これでサーバーの準備ができました。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

ステップ② ワールドを設定する

このままでもプレイできますが、配布ワールドに置き換えたり、ワールド設定を変更できます。

例としてXserverで配布ワールドをプレイするやり方を説明しましょう。

まずXserverのマインクラフトマネージャーにログインします。

「ワールドマップを再生成」で「配布ワールド」を選び、ダウンロードした配布ワールドの.zipファイルを選んでください。

これでマップが配布ワールドに切り替わりました。

ダウンロードした配布ワールドのファイルが .mcworld 拡張子になっているときは、拡張子を .zip に変更してからアップロードしてください。

ステップ③ サーバーに接続する

サーバーが準備できたのでさっそくプレイしてみましょう。

モバイル版でのプレイ手順で解説します。

  1. 「Minecraft」アプリを起動し、[プレイ]をタップします。
  2. [サーバー]をタップします。
  3. [サーバーを追加]ボタンをタップします。
  4. サーバー名に「Xserver」、サーバーアドレスにXserverのIPアドレスを入力して、[保存]ボタンをタップします。
    ※Xserver VPSのIPアドレスはサーバーパネルにログインすると確認できます。
  5. Xserverをタップして、[サーバーに参加]ボタンをタップします。
  6. マルチプレイのスタートです!

「世界に接続できませんでした」というエラーになるときは、IPアドレスを間違えていないか、またマインクラフトマネージャでサーバーが「起動中」と表示されているかどうかを確認してください。

自宅PCで統合版サーバーを立てる

次は自宅PCで統合版サーバーを立てる方法を紹介します。

ステップ① PCを準備する

まずはサーバーに使うPCを用意します。

PCのスペックについては、FandomにMinecraft統合版サーバーに使うコンピュータの推奨スペックが公開されています。

OSWindows 10もしくはWindows Server 2016、Ubuntu 18以上
CPUデュアルコア。3GHz以上のクアッドコア推奨
メモリ6GB
※同時プレイ10人以上ではそれ以上必要
ネットワーク上り5Mbps以上、下り10Mbps以上。LANは100Mbps以上。

高スペックなPCが必要かと思いきや、最近のPCなら、何の問題もないと思います。

ただし通信速度が重要なので、ネットワークは無線(Wi-Fi)ではなく、必ずLANケーブルでルーターにつなぐようにしましょう。

LANケーブルを買うなら、ネットワーク遅延が減らせるカテゴリ6(CAT6)以上がおススメです。

フラットケーブル(薄っぺらいケーブル)は通信が安定しないので避けましょう。

ドライブの空き容量が少ない人は、不要なファイルを削除するか、外部SSDの購入を検討してみてください。

ノートPCでも動きますが、デスクトップPCの方が安定します。

ステップ② ソフトウェアをインストールする

次はMinecraftのダウンロードサイトを開きます。

「WINDOWS サーバー ソフトウェア」のダウンロードボタンをクリックし、統合版サーバープログラムをダウンロードします。

C:\ ディレクトリに minecraft ディレクトリを作成し、解凍したzipファイルの中身をコピーします。

bedrock_server.exeをダブルクリックすると、次のようにサーバーが起動します。

黒い画面はサーバーですので閉じないようにしてください。

Windowsの電源設定を変更し、スリープモードにならないように設定してください。スリープモードになると強制的にサーバーから切断されます。

インストール方法の詳細については Bedrock Dedecated Server – Minecraft Wiki を参照してください。

ステップ③ ポートを開放する

次はルーターでのポート開放作業です。

ポート開放は「自宅のネットワーク構成」「ルーターの種類」「インターネットプロバイダ」などによって作業手順が違います。

そこでポート開放ツールLocaltonetを使います。

Localtonetはルーターの設定変更なしにポート開放ができるので、Minecraftのポート開放にはピッタリです。

Localtonetの無料版では、トンネルを1つしか作成できないなどの制限がありますが、Minecraft 統合版サーバーを立てる分には全く問題ありません。

手順①  Localtonetアカウント作成

Localtonetサイトにアクセスし、[Get Started For Free] ボタンをクリックします。

メールアドレスとパスワードを入力し、アカウントを作成します。

ダッシュボードが表示されるので、AuthTokenに書いてある英数字をメモしておいてください。

手順②  Localtonetダウンロード

ダウンロードページで、Windows (64bit) をクリックしてください。ファイルがダウンロードされます。

ダウンロードされた localtonet-win-64.zip を解凍します。

localtonet-win-64ディレクトリを C:\ ディレクトリに移動します。

localtonet.exeをダブルクリックすると、次のような画面が表示されるので、AuthTokenを入力します。

次のような画面になればOKです。

この黒い画面も閉じないようにしてください。

手順③  トンネル設定

今度はLocaltonetのダッシュボード画面で、「My Tunnels」→「TCP – UDP」メニューを選びます。

以下のように入力して、[Create]ボタンを押してください。

Protocol TypeUDP
Auth TokenDefault
ServerJP-Tokyo
Ip127.0.0.1
Port19132
Minecraft統合版サーバー用のトンネル設定

最後に[Start]ボタンを押すと、トンネルが開始されます。

Tunnelsの「SERVER DOMAIN」に表示されている文字列をメモしておいてください。

「**.localto.net」 部分がサーバーのアドレス、「:」より後の数字がポート番号で、Minecraftから接続するときに入力します。

これを仲間に共有しましょう。

ステップ④ サーバーに接続する

準備ができたら、サーバーに接続してみましょう。

Minecraftのメニューで[プレイ]を選びます。

[サーバー]を選びます。

[サーバーを追加]を選びます。

ここでサーバー情報を入力します。

  • サーバー名:任意の名前でOK
  • サーバーアドレス:LocaltonetのSERVER DOMAINのうち「:」より前の部分(***.localto.net)
  • ポート:LocaltonetのSERVER DOMAINのうち「:」より後ろの部分(数字)

[プレイ]ボタンでマルチプレイ開始です!

「世界に接続できませんでした」というエラーになるときは

問題を切り分けるため、一時的にサーバーアドレスを 127.0.0.1 に、ポートを 19132 にして接続してみてください。

【接続できる場合】Localtonetの設定に誤りがないかか、Localtonetの黒い画面を閉じていないか、接続先Localtonetのサーバーアドレス/ポートに誤りがないかを確認してください。
【接続できない場合】統合版サーバー自体が正しく起動していません。bedrock_server.exeをダブルクリックして起動してください。

サーバー設定ファイルの編集については server.properties – Minecraft Wiki を参照してください。

マイクラ統合版サーバーについてのよくある質問

Q
サーバーに参加する人にも料金がかかる?
A

サーバー費用がかかるのはサーバー主だけです。

サーバーに参加する人には料金はかかりません。

ただしNintendo SwitchでMinecraftのマルチプレイを行うためには、参加する人もNintendo Switch Onlineの有料メンバーシップに入らなければなりません。

Q
これまでプレイしていたワールドをサーバーでプレイできる?
A

「Nintendo Switch」「iPad」「スマホ」「Windows」でシングルプレイしていたワールドをサーバーにアップロードしてマルチプレイできます。

ただしNintento Switchでシングルプレイしていたワールドの場合、アップロードできるサーバーはRealmsだけです。

Q
配布ワールドはプレイできる?
A

マーケットプレイス以外の配布ワールド(アスレチックなど)をサーバーでマルチプレイできます。

なお配布ワールドをプレイするには、サーバーへ配布ワールドをアップロードする必要があります。

サーバー構築方法配布ワールドのアップロード方法
公式サーバーRealmsワールドをインポートしたあとRealmsでプレイ
※Nintendo Switchではインポート不可
レンタルサーバー(VPS)サーバーへ配布ワールドを直接アップロード
自宅PCサーバーへ配布ワールドを直接アップロード
Aternosサーバーへ配布ワールドを直接アップロード

Q
Nintendo Switchからサーバーへ接続できる?
A

Nintendo Switchが接続できるサーバーはRealmsだけですが、インターネット設定を変更すればRealms以外のどのサーバーにも接続できます。

詳しくは以下の記事にある「Switchからサーバーに接続する」を参考にしてください。

Q
サーバーに接続できる人を制限できる?
A

Realmsはフレンド招待制なので、招待した人しか入れません。

「レンタルサーバー(VPS)」「自宅PC」「Aternos」の場合は、ホワイトリスト方式に設定すると指定したユーザーのみがワールドに参加できるようになります。

Xserver VPSでは管理画面でホワイトリストを設定できます。

Xserver VPSでは管理画面でホワイトリストを設定できる

「自宅PC」の場合は server.properties ファイルで allow-list=false allow-list=true に変更します。

allow-list=true
# If true then all connected players must be listed in the separate allowlist.json file.
# Allowed values: "true" or "false"

サーバーを再起動したら、サーバーコンソールで以下のコマンドを実行してユーザーをホワイトリストに追加します。

allowlist add <ユーザー名>

まとめ

以上、Minecraft統合版サーバーを立てる4つの方法を紹介しました。

どの方法も一長一短ありますが、トラブルの少なさで言うとレンタルサーバー(VPS)ではないでしょうか?

Xserver VPS は国内サービスなのでPINGが10ms前後と高速なうえ、友達申請なしでプレイできます。

週末は友達を誘ってマイクラでマルチしてみましょう。

Xserver VPS では、2024/12/16(月) 17:00まで「サーバー料金半額キャッシュバック」キャンペーンを実施中

※1年以上のプランで、新規申込、かつ初回の支払いのみキャンペーン対象。

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