名古屋銀行の他行宛振込手数料は、インターネットバンキングで3万円以上だと220円かかります。
わずか数百円とはいえ、毎月の振込手数料だけで、年間2,640円もかかることになりますね。
ATMならもっと割高で、3万円未満なら年間5,280円、3万円以上なら年間6,600円です。
名古屋銀行の振込手数料は、無料にできないものでしょうか?
実は、送金方法を工夫すれば、振込手数料を無料にできるんです!
そこで、名古屋銀行から他の銀行への送金を無料で行う方法を送金先別にまとめました。
- 2021.11.01 振込手数料の改定に対応しました
名古屋銀行の振込手数料は?
名古屋銀行の振込手数料は以下の通りです。
名古屋銀行宛の振込手数料は優遇されていますが、それ以外は振込手数料が必要です。また、3万円を超えると手数料がアップしてしまいます。
インターネットバンキング
振込先 | 振込金額 | |
---|---|---|
3万円未満 | 3万円以上 | |
名古屋銀行 同一支店 | 0円 | 0円 |
名古屋銀行 他支店 | 0円 | 0円 |
その他 | 165円 | 220円 |
ATM(名古屋銀行のキャッシュカード利用時)
振込先 | 振込金額 | |
---|---|---|
3万円未満 | 3万円以上 | |
名古屋銀行 同一支店 | 0円 | 0円 |
名古屋銀行 他支店 | 110円 | 330円 |
その他 | 440円 | 660円 |
名古屋銀行から同一支店・他支店への振込を無料化する
インターネットバンキングで送金する
名古屋銀行のインターネットバンキング「bankstage」を使うと、名古屋銀行の本支店宛の振込は、手数料がかかりません。
インターネットバンキングを契約していない人は、ぜひ申し込みましょう。
名古屋銀行ATMで入出金
「家族の名古屋銀行の口座」に振込む場合など、振込先のキャッシュカードが手に入る場合、ATMの入出金で送金ができます。
まず、名古屋銀行のATMでキャッシュカードを使って現金を引き出します。
続けて同じATMで「振込先口座のキャッシュカード」を使い、引き出した現金を預入します。
振込ではないので手数料は無料です。
名古屋銀行から三菱UFJ銀行への振込を無料化する
住信SBIネット銀行経由で送金する
住信SBIネット銀行を経由して送金する方法です。月1回なら無料です。
- 住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスを使い、名古屋銀行から入金します。
- 住信SBIネット銀行のインターネットバンキングで三菱UFJ銀行に振込します。
名古屋銀行ATMで入出金
「家族の三菱UFJ銀行の口座」に振込む場合など、振込先のキャッシュカードが手に入る場合、ATMの入出金で送金ができます。
まず、名古屋銀行のATMで名古屋銀行のキャッシュカードを使って現金を引き出します。
続けて同じATMで三菱UFJ銀行のキャッシュカードを使い、引き出した現金を預入します。
振込ではないので手数料は無料です。
三菱UFJ銀行ATMで入出金
「家族の三菱UFJ銀行の口座」に振込む場合など、振込先のキャッシュカードが手に入る場合、ATMの入出金で送金ができます。
まず、三菱UFJ銀行のATMで名古屋銀行のキャッシュカードを使って現金を引き出します。
続けて同じATMで三菱UFJ銀行のキャッシュカードを使い、引き出した現金を預入します。
振込ではないので手数料は無料です。
名古屋銀行から三井住友銀行への振込を無料化する
住信SBIネット銀行経由で送金する
住信SBIネット銀行を経由して送金する方法です。月1回なら無料です。
- 住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスを使い、名古屋銀行から入金します。
- 住信SBIネット銀行のインターネットバンキングで三井住友銀行に振込します。
名古屋銀行ATMで入出金
「家族の三井住友銀行の口座」に振込む場合など、振込先のキャッシュカードが手に入る場合、ATMの入出金で送金ができます。
まず、名古屋銀行のATMで名古屋銀行のキャッシュカードを使って現金を引き出します。
続けて同じATMで三井住友銀行のキャッシュカードを使い、引き出した現金を預入します。
振込ではないので手数料は無料です。
三井住友銀行ATMで入出金
「家族の三井住友銀行の口座」に振込む場合など、振込先のキャッシュカードが手に入る場合、ATMの入出金で送金ができます。
まず、三井住友銀行のATMで名古屋銀行のキャッシュカードを使って現金を引き出します。
続けて同じATMで三井住友銀行のキャッシュカードを使い、引き出した現金を預入します。
振込ではないので手数料は無料です。
名古屋銀行から住信SBIネット銀行への振込を無料化する
定額自動入金サービスで入金する
口座が同一名義の場合にのみ、使える方法です。
毎月一定額を住信SBIネット銀行に振り込む場合なら、定額自動入金サービスが便利です。
これは、他の銀行の自分の口座から住信SBIネット銀行へ毎月一定額を入金できるという内容です。
たとえば、名古屋銀行に振り込まれる給与のうち、毎月3万円を住信SBIネット銀行で積み立てたいというような用途に使えます。
手数料はかかりません。
さらに定額入金と言いつつも、入金する金額は毎月変更できるので、使い勝手が良いです。
振込に取って代わるサービスで、画期的ですね。
名古屋銀行から楽天銀行への振込を無料化する
イオン銀行経由で振り込む
名古屋銀行からイオン銀行へ入金させたあと、楽天銀行へ振り込む方法です。
- イオン銀行の自動入金サービスで名古屋銀行から入金する。
- イオン銀行のインターネットバンキングで楽天銀行へ振込する。
イオン銀行の自動入金サービスを使えば、手数料無料で名古屋銀行からイオン銀行へ送金できます。さらに、イオン銀行は最大月5回まで他行宛振込手数料が無料。イオン銀行の2つのサービスを組み合わせると、名古屋銀行から楽天銀行への振込を無料にできます。
たとえば、名古屋銀行に振り込まれた給料の一部を毎月楽天銀行へ送金して、楽天カードの支払いをしたいときなどに使えますね。
また、イオン銀行ATMやゆうちょ銀行ATMが手数料無料で使えるうえ、イオン系列のスーパー(イオン、マックスバリュ、ザ・ビッグ等)で5%OFFなど特典あり。
「振込手数料ゼロ」&「スーパー割引」のダブルでお得な銀行ですね。
名古屋銀行からソニー銀行への振込を無料化する
おまかせ自動入金サービスを利用
口座が同一名義の場合にのみ、使える方法です。
ソニー銀行の「おまかせ自動入金サービス」を利用すると、毎月一定額を名古屋銀行からソニー銀行に振り込むことができます。
手数料はかかりません。
住信SBIネット銀行経由で送金する
住信SBIネット銀行を経由して送金する方法です。月1回なら無料です。
- 住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスを使い、名古屋銀行から入金します。
- 住信SBIネット銀行のインターネットバンキングでソニー銀行に振込します。
名古屋銀行からPayPay銀行への振込を無料化する
定額自動送金サービスで入金する
こちらも、口座が同一名義の場合にのみ、使える方法です。
PayPay銀行の「定額自動入金サービス」を利用すると、毎月一定額を名古屋銀行からPayPay銀行に振り込むことができます。
手数料はかかりません。
名古屋銀行から「ゆうちょ銀行」への振込を無料化する
住信SBIネット銀行経由で送金する
住信SBIネット銀行を経由して送金する方法です。月1回なら無料です。
- 住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスを使い、名古屋銀行から入金します。
- 住信SBIネット銀行のインターネットバンキングでゆうちょ銀行に振込します。
名古屋銀行からイオン銀行への振込を無料化する
名古屋銀行ATMで入出金
「家族のイオン銀行の口座」に振込む場合など、振込先のキャッシュカードが手に入る場合、ATMの入出金で送金ができます。
まず、名古屋銀行のATMで名古屋銀行のキャッシュカードを使って現金を引き出します。
続けて同じATMでイオン銀行のキャッシュカードを使い、引き出した現金を預入します。
振込ではないので手数料は無料です。
自動入金サービスを利用
口座が同一名義の場合にのみ、使える方法です。
イオン銀行の「自動入金サービス」を利用すると、名古屋銀行の口座からイオン銀行への振込を毎月自動で行うことができます。
手数料は無料です。
名古屋銀行から複数銀行口座への振込を無料化する
名古屋銀行の口座から複数の口座へお金を分散して移動する必要がある場合、住信SBIネット銀行をハブ銀行として利用する方法がお勧めです。
まず、「名古屋銀行から住信SBIネット銀行への振込を無料化する」で紹介した方法のいずれか(コンビニATMでの入金もしくは定額自動入金)で、住信SBIネット銀行へ入金します。
その後、住信SBIネット銀行からネットで振込を行います。
定額自動送金の振込手数料を無料化する
家賃や駐車場代など定期的な支払いの振込手数料を無料にしたい場合は、以下の記事を参照してください。
提携銀行と無料特典、ネットをフル活用しよう
以上のように、銀行口座間でお金を移動するには、様々な方法があります。
最近は特に、提携銀行のATM無料化や、コンビニATMの無料サービス、無料入金サービス、送金アプリなどを利用することで、個人の口座間の資金移動はほぼ0円でできます。
振込手数料のかからない送金にぜひチャレンジしてみましょう。