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暗号資産

年利12%!Uniswapで暗号資産を1年運用してみた結果

暗号資産投資に興味があるけれど、なかなか手を出せないという人はいませんか?

私は有名な分散型取引所(DEX)の一つ「Uniswap」で40万円相当の暗号資産を1年間運用してみました。

この記事では、Uniswapで暗号資産を1年投資した収益をすべて公開します。また、1年間の投資結果を踏まえ、Uniswapで成功するためのポイントや注意点も紹介します。

ぜひ最後までどうぞ。

Uniswapとは?

Uniswapは、ユーザー間で直接取引ができる分散型取引所(DEX)です。

自分の持っている暗号資産を「プール」と呼ばれる場所に預けることで報酬が得られます。

Uniswapの仕組み

暗号資産を預けるだけで報酬がもらえるってなんか怪しいですよね。

でも報酬がもらえるためのちゃんとした仕組みがUniswapにはあります。

まずは、Uniswapの仕組みから解説しましょう。

Uniswapは暗号資産の交換所

Uniswapには暗号資産を交換する「交換所」があります。

暗号資産の交換とは、たとえばETHをUSDCやWBTCなど他の通貨に交換することをいいます。

さっそく、Uniswapの交換所の画面を見てみましょう。

上の画像を見ると、Uniswapを使って 1 ETH を 1,855.41 USDC に交換できると表示されていますね。

そして、この通貨交換にはわずかに手数料が含まれていて、その手数料がプールに暗号資産を預けた人の手に渡るのです。

後述しますが、報酬がもらえないケースもあります。

交換で使われるのはプール内の暗号資産

また、Uniswapの暗号資産交換では、プールに預けられた暗号資産が使われます。

たとえばUniswapのプールに 1 ETH と 1800 USDC があるとしましょう。

Aさんが 0.1 ETHを 180 USDCに交換すると、0.1 ETHがUniswapのプールに入り、180 USDCがUniswapのプールから出ていきます。

交換前の状態
交換後はプールのETHが増え、USDCが減る

このように、プール内の暗号資産は取引(通貨交換)によって増減しているのです。

交換所の取引は活発

Uniswapの交換所の取引は活発です。

1日の取引量は何と2億~8億ドルで、1年にすると1,500億ドル。

Uniswapの取引量は1日2億ドル以上

日本円にすると19兆円と、日本の2022年国家予算の1/6もの額になります。

暗号資産交換の需要がかなりあることが分かりますね。

Uniswap Interface
Swap or provide liquidity on the Uniswap Protocol

Uniswapの収益公開

では、Uniswapで2022年から1年間運用した結果を公開します。

まず、選んだ通貨ペアは ETH と USDCです。

受け取る手数料率は「0.01%」「0.05%」「0.30%」「1.0%」から選べるのですが、やや高めの「0.30%」で運用しています。

通貨ペアETH、USDC
価格範囲(USDC / ETH)1459.78 ~ 5836.98 
手数料率0.30%

ETHとUSDCをそれぞれ20万円分、あわせて40万円分をプールへ投入しました。

その結果、1年間で得た収益(報酬)は376.47 USDC(約5万円)でした。

金額日本円相当額
流動性プールへの入金0.67 ETH
1349.82 USDC
400,000円
報酬376.47 USDC48,880円
Uniswap1年の収益
1年間で380ドルを獲得

40万円の投資で5万円GETしたので、年利で言うと12.5%ですね。

この利益率はあくまで私のケースであり、市場状況や選択する通貨ペア・価格範囲により変動することに注意してください。

なお、この1年でETHが急落し、価格範囲を超えた時期(報酬がゼロの時期)がありました。もし、価格範囲に収まっていたら、もっと利益は大きかったと思います。

Uniswapで稼ぐポイント

では自分の投資経験をもとにした、Uniswapで稼ぐポイントを紹介します。

Uniswapで風ぐ3つのポイント
  1. 取引量の多い通貨ペアで預ける
  2. 価格範囲を広めに設定する
  3. まとまった額を投資する

ポイント① 取引量の多い通貨ペアで預ける

まず、Uniswapで大事なことは間違いなく「通貨ペア」です。

具体的には、取引量の多い暗号資産を選んでください。取引量が多ければ多いほど、コイン交換の需要があることになるので、今後も手数料収入が見込めるからです。

私が選んだ ETH / USDC ペアは、Uniswapで最も取引量が多い通貨ペアです。迷うなら、ETH / USDCを選べばいいでしょう。

Uniswapは短期間の取引ではなく、長期間で取り組んだ方が儲けが出やすいです。なので、将来性に不安のあるマイナーな通貨は避けましょう。

ポイント② 価格範囲を広めに設定する

Uniswapでプールを作成するとき、価格範囲を広めに設定してください。

Uniswapでは、コインの価格が価格範囲内なら、報酬が得られる仕組みです。価格範囲を外れてしまうと報酬がゼロになってしまいます。なので、過去のチャートを参考にして、価格範囲をやや広めに設定しましょう。

たとえば私の場合、運用当初は1ETHが2,750 USDCくらいだったので、1ETHが 1,500~6,000 USDC くらいなら収益が得られるように設定していました。

運用開始時のレート(USDC / ETH)2,747.44
価格範囲(USDC / ETH)1,459.78 ~ 5,836.98

ただ実際には、1ETHが一時期1,400 USDCを下回ってしまい、収益が得られない失敗もありました。暗号資産の価格が一時的に1/2や1/3になることは想定しておきましょう。

なお、価格範囲の広さで受け取る報酬額も変わります。価格が価格範囲内に収まっているときに限ると、価格範囲は狭い方が報酬が高くなります。要はバランスですね。

ポイント③ ある程度まとまった額を投資する

Uniswapでは、取引のたびにネットワーク手数料(ガス代)を払わなければなりません。

具体的には「ポジションの作成」「流動性の追加」「ポジションの解除」いずれにも、1回あたり1,000円~5,000円くらいのガス代がかかります。

なので「1万円」くらいの投資額だと手数料負けしてしまいますね。

最低でも5万円、できれば30万円くらい投資した方がいいでしょう。

Uniswapの注意点

つぎに、Uniswapの注意点を紹介します。

Uniswapの注意点
  1. 価格範囲は変更できない
  2. 元の入金額の価値は変動する

注意点① 価格範囲は変更できない

プールに暗号資産を預け入れるときに「価格範囲」を決めるのですが、価格範囲は一度決めたら変更できません

先ほども説明したように、暗号資産の価格が上昇または下落し、「価格範囲」で決めた範囲から外れてしまうと、その期間に受け取る報酬はゼロになってしまいます。

暗号資産の価格変動で不安になるという人は、暗号資産の価格が1/3や3倍になっても報酬が得られるように、価格範囲を広め設定しておきましょう。

注意点② 元の入金額の価値は変動する

Uniswapのプールに入金した通貨ペアは、通貨の交換に使われるので、増えたり減ったりします。

たとえば、ETHからUSDCへの交換に自分の資金が使われると、ETHが増えてUSDCが減ります。

逆に、USDCからETHへの交換に自分の資金が使われると、USDCが増えてETHが減ります。

このように、入金した資金が毎日のように変動するうえ、ETHのレートも変動しているので、投資資金の価値は一定ではありません

でも、Uniswapはそもそも通貨交換の手数料で稼ぐ投資なので、元本を気にするより、報酬の方を気にしたほうがいいでしょう。

Uniswapの始め方

やってみようと思った人のために、Uniswap投資の始め方を解説しましょう。

以下の3ステップです。

Uniswapの始め方3ステップ
  1. 暗号資産取引所の口座を開設する
  2. MetaMaskに通貨ペアを預け入れる
  3. Uniswapのプールに預け入れる

通貨ペア「ETH」「USDC」で投資する手順を説明しますが、他の暗号資産でも全体の流れは同じです。

ステップ① 暗号資産取引所の口座を開設する

まずは、暗号資産取引所 コインチェック の口座を開設します(無料)。

スマホを使えば最短5分で終わります。

口座開設が終わったら、Coincheckの口座に銀行振込もしくはコンビニで投資したい金額を入金しましょう。

なお、ガス代などの手数料がかかるので、投資したい金額にプラスして5,000円くらい余裕をもっておいてください。

ステップ② MetaMaskに通貨ペアを預け入れる

次は、暗号資産の取引に使うMetaMaskをインストールして、通貨ペアを預け入れます。

MetaMaskをインストールする

まず、MetaMaskをインストールします。

インストールして初期設定が終わったら、「イーサリアムアドレス」をコピーします。

MetaMaskの画面の「Account1」の下にあるコピーボタンを押してください。

CoincheckでETHを購入する

次に、CoincheckでETH(イーサリアム)を購入します。

日本円をすべてETHに交換してください。

たとえば、Uniswapで30万円を投資する場合、ネットワーク手数料(ガス代)として5,000円を合わせた305,000円分のETHを購入しましょう。

ネットワーク手数料はETHで払うので、日本円のままではなく、ETHへ交換が必要です。

UniswapでETH/USDCペアを運用する場合はETHとUSDCが必要ですが、国内の暗号資産取引所ではUSDCが買えません。そのため、まずはETHを購入して、あとで半分をUSDCへ交換します。

ETHをMetaMaskへ送金する

ETHが購入できたら、ETHをMetaMaskのアドレスへ送金します。

投資する金額と手数料分はすべてETHに交換してください。

ETHの半分をUSDCに交換する

次は、MetaMaskのアドレスに入金したETHのうち、およそ半分をUSDCに交換します。

ガス代分の 0.02ETH 程度を残して、残った半分をUSDCに交換してください。

たとえば、入金した額が1ETHなら、0.98 ETH の半分 0.49 ETH をUSDCに交換しましょう。

ETHとUSDCの金額は次のようになります。

ETHUSDC
USDC交換前1 ETH0 USDC
USDC交換後0.51 ETH
※うち 0.02ETH はガス代
882 USDC
(=0.49 × 1,800)
レートが 1ETH = 1,800 USDC の場合

USDCへの交換は、MetaMaskで交換する方法と、Uniswapで交換する方法があります。

ステップ③ Uniswapのプールに預け入れる

最後に、Uniswapのプールに暗号資産ペアを預け入れます。

UniswapのサイトでMetaMaskに接続

  1. Uniswapのサイトにアクセスします。
  2. [Launch App]ボタンをクリックします。
  3. [プール]を選びます。
  4. [ウォレットに接続]ボタンをクリックし、MetaMaskを選びます。

  5. MetaMaskのログインパスワードを入力します。

ポジションを作成する

  1. [新しいポジション]ボタンをクリックします。
  2. ETHの右隣の「トークン選択」をクリックします。
  3. USDCを選びます。
  4. 手数料レベルを選びます。これは通貨を交換する人が負担する手数料です。ETH/USDCペアでは「0.3%」がおススメです。
  5. 価格範囲を選びます。手数料レベル0.3%の場合、現在価格の半分~2倍が価格範囲です。暗号資産の価格が乱高下することは多いので、これよりも広く(1/3~3倍など)することをおススメします。
  6. 預け入れる数量を入力します。
  7. [プレビュー]ボタンをクリックします。
  8. [追加]ボタンをクリックします。
  9. MetaMaskで承認画面が表示されるので、承認します。

以上でポジションが作成されました。

あとは何もすることはありませんが、報酬がいくらになっているか、を時々確認しておきましょう。

まとめ

以上、Uniswapで暗号資産を運用する方法を紹介しました。

難易度の高い運用方法なので万人におススメはできませんが、最初の手続きだけ済ませてしまえば、あとは時々、資産状況をチェックするだけです。

この1年でイーサリアムが乱高下し、手数料がゼロの時期があったりしましたが、結果的に10%を超える年利が得られたのは大きいと思います。

興味のある人はチャレンジしてみてください。

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