定額自動入金サービスとは、毎月一定額を他の銀行から入金するサービスのことです。
学費や家賃・住宅ローンなど、毎月引き落とされるお金を自動で入金できるので便利です。
でも残念なことに、ゆうちょ銀行には「定額自動入金サービス」がありません。
なので、ゆうちょ銀行に毎月一定額を入金するには、送金元の銀行で「定額自動送金サービス」を利用します。
しかし、定額自動送金サービスの手数料は高く、毎月1回振り込むだけで年間7,000円以上かかる銀行も。
また、定額自動送金サービスは、ほとんどの銀行が窓口でしか手続きできません。三菱UFJ銀行・りそな銀行などの都市銀行でさえ、手続きは窓口だけ。
手数料も高いし、平日に窓口に行く時間なんてないですよね?
そこで今回はゆうちょ銀行の定額自動入金サービスを無料で利用する方法を紹介します。
銀行の窓口で手続きする必要はなく、すべてネットだけで手続き完了できますよ!
ゆうちょ銀行で定額自動入金する方法

さて、ゆうちょ銀行で定額自動入金サービスを利用する方法ですが、イオン銀行を使います。
イオン銀行には「定額自動入金」サービスと「定額自動振込」サービスがあり、2つのサービスを組み合わせることで結果的にゆうちょ銀行へ定額自動入金ができるようになります。
まだイオン銀行の口座がない人は、この機会にイオンカードを発行してイオン銀行口座を開設しておきましょう。
イオンカードならイオン系列店で5%OFFになる特典も。浮いたお金で家族で外食する回数を増やせますね。
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イオン銀行の定額自動振込サービスとは?
イオン銀行の「定額自動振込サービス」は、毎月一定額を指定した銀行口座へ送金してくれるというものです。
ただ手数料が全然違う!
大手都市銀行と比べてみました。
三菱UFJ銀行 | みずほ銀行 | イオン銀行 | |
---|---|---|---|
取扱手数料 (1回あたり) | 55円 | 110円 | 0円 |
他行宛振込手数料 (1回あたり) | 264円(3万未満) 550円(3万以上) | 380円(3万未満) 550円(3万以上) | 0円 / 110円 |
まず、大手都市銀行は自動振込の取扱手数料が1回の送金につき55円~110円程度必要ですが、イオン銀行では取扱手数料が0円です。
また、イオン銀行の他行宛て振込手数料は110円でそもそも安いですが、最大で月5回まで振込手数料が無料になる特典があります。簡単な手続きで特典の対象になるので、だれでも振込手数料は月1回まで無料にできます。
また、イオン銀行の定額自動振込サービスには、次の特徴があります。
- 定額といいながらも振込金額を毎月変更できる
- ネットで申し込みや解約・一時停止ができる(店舗に行く必要なし)
- 振込前と振込後にお知らせメールが届く
家賃の振込にも使えそうですね。
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イオン銀行の自動入金サービスは無料
イオン銀行の定額自動振込サービスを使えば、無料で毎月振込できることが分かりました。
さらに、イオン銀行は自動入金サービスに対応しています。
しかも、イオン銀行の自動入金サービスの利用料金は無料なので、たとえば三菱UFJ銀行からイオン銀行への入金にお金はかかりません。
ただし、自動入金サービスの注意点としては、以下の2点があります。
引落し日が自由に決められず、しかも入金にも時間がかかってしまいます。
例えば、三菱UFJ銀行に振り込まれた給料の一部をゆうちょ銀行に入金させるには、どうすればいいでしょうか?
対処方法については、この後詳しく解説していきます。
入金スケジュールの組み方
自動入金サービスと定額自動振込サービスを組み合わせるときに注意しないといけないのは、入金日と振込日とのタイムラグです。
イオン銀行への入金が振込予定日に間に合わなければ、学費などの振り込みが行わなくなってしまいます。
よくある例として、毎月の給料から学費を支払っている場合、自動入金の入金日をいつにすればよいかをまとめてみます。
給料日が毎月25日の場合

25日に入金した給料を、当月末までにゆうちょ銀行へ入金させることは時間的に間に合いません。
そこで、当月の給料は翌月末の学費支払いに充てることになります。
1ヶ月遅れとなってしまい、ちょっと紛らわしいですが、これだけは回避できないようです。
定額自動振込を始める前に、イオン銀行の口座には1ヶ月分の学費をあらかじめ入金しておくようにしましょう。
そして、自動入金の引落日は毎月6日にします。
イオン銀行にお金が入金されるのは毎月13日~14日頃になるため、定額自動振込の振込日は毎月15日以降にするとよいでしょう。
給料日が毎月15日の場合

この場合も当月末までの学費振込には間に合いません。
月末まで2週間くらいあるので間に合いそうに思えますが、ちょうど良いタイミングの引落日を指定できないためです。
したがって、給料日が15日の場合も25日の場合と同じく、給料で翌月分の学費を払うことになります。
定額自動入金の引落日は毎月23日、定額自動振込の振込日は毎月15日以降がよいでしょう。
給料日が月末もしくは毎月1日の場合

この場合は、引落日を毎月6日にします。
毎月6日に銀行の口座から引き落とされたお金は、毎月13日~14日ごろにはイオン銀行に入金されているため、振込日を20日などにすれば、当月末までの学費振替に間に合います。
手続き方法
「さっそくやってみよう」と思った人は、次の4ステップで手続きを進めてください。
銀行の窓口へ出向く必要はなく、PCやスマホで完結します。
ステップ① イオン銀行の口座を開設する
イオン銀行の口座を開設しましょう。もちろん無料です。
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ステップ② イオン銀行で「自動入金」の手続きをする
イオン銀行の口座開設ができたら、インターネットバンキングで自動入金の手続きをします。
ステップ③ イオン銀行で「定額自動振込」の手続きをする
今度は、イオン銀行のインターネットバンキングで定額自動振込の手続きをします。
インターネットバンキング-振込(定額自動振込) |ご利用ガイド|イオン銀行
まとめ
以上、ゆうちょ銀行で定額自動送金サービスを利用する方法を紹介しました。
イオン銀行を経由して、ゆうちょ銀行に入金する方法は、送金のタイムラグの扱いに注意は必要ですが、送金を忘れることもなく便利ですよね。
しかも、手数料はかかりません。
いずれにしても、すごく便利なサービスなのでぜひ活用してみてくださいね。