当サイトではアフィリエイト広告を掲載しています。
PC

【Windows】Cドライブの容量不足を解決する3つの手順

Windowsに「ディスク領域不足」エラーが出るようになった。最近パソコンが遅いなぁと思ってたんだけど、どうしたらいい?

こんな悩みを解決します。

WindowsでCドライブの容量が不足すると、Windowsの動作が遅くなり、Windowsの更新やファイルの保存もできなくなります。

これは困りますよね・・・。

そこで、この記事ではWindowsのCドライブの容量不足を解決する方法を3ステップで紹介します。

ぜひ最後までどうぞ。

スポンサーリンク
  1. Cドライブ容量不足の原因
    1. 原因① ごみ箱を空にしていない
    2. 原因② 3Dゲームや動画編集ソフトなどアプリをインストールしている
    3. 原因③ ダウンロードしたファイルを削除していない
    4. 原因④ 動画、音楽、写真などのメディアファイルが多い
    5. 原因⑤ Cドライブにバックアップを保存している
    6. 原因⑥ オンラインストレージのファイルをミラーリングしている
    7. 原因⑦ アプリのデータファイルが肥大化している
    8. 原因⑧ 古いバージョンのWindowsが残っている
  2. Cドライブの容量不足を解決する手順
  3. ステップ① サイズの大きなフォルダを調べる
    1. DiskInfoでディスクを分析する
    2. サイズの大きなフォルダを探す
  4. ステップ② 不要なファイルを削除する
    1. ダウンロードしたファイル
    2. 使っていないファイルやフォルダ
    3. 使っていないアプリ
    4. 昔のバックアップファイル
    5. アプリのキャッシュファイル
    6. ごみ箱
    7. Windowsの一時ファイルやキャッシュ
    8. 以前のバージョンのWindows
  5. ステップ③ ファイルを外部ストレージに移動する
    1. 外部ストレージの種類
      1. USB型:USBメモリ、外付けSSD、ポータブルハードディスク
      2. ネットワーク型:ネットワークハードディスク(NAS)、オンラインストレージ
    2. 外部ストレージへの移動方法
      1. 「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」フォルダの移動
      2. AppData\RoamingやAppData\Local内のフォルダ移動
  6. まとめ:USB型の外部ストレージを買うのが早い

Cドライブ容量不足の原因

Cドライブの容量が不足する原因は様々です。

主な原因をリストアップしてみました。

Cドライブ容量不足の原因8つ
  1. ごみ箱を空にしていない
  2. ゲームや動画編集ソフトなどのアプリをインストールしている
  3. ダウンロードしたファイルを削除していない
  4. 動画、音楽、写真などのメディアファイルが多い
  5. Cドライブにバックアップを保存している
  6. オンラインストレージとファイル同期している
  7. アプリのデータファイルが肥大化している
  8. 古いバージョンのWindowsが残っている

それぞれの原因について簡単に見ていきましょう。

原因① ごみ箱を空にしていない

Windowsでは削除したファイルは「ごみ箱」に移動します。

ただしファイルが「ごみ箱」フォルダに移動しただけなので、空き容量は増えません。

原因② 3Dゲームや動画編集ソフトなどアプリをインストールしている

3Dゲームや動画編集ソフトなどをインストールすると、多くの容量を消費します。

たとえばARKというゲームはファイルサイズが 250GB にもなります。

原因③ ダウンロードしたファイルを削除していない

ダウンロードしたアプリやPDFファイルは、「ダウンロード」フォルダに保存されます。使った後に削除しないと、空き容量は減っていきます。

原因④ 動画、音楽、写真などのメディアファイルが多い

動画や音楽・写真データは、1ファイルで数MB~数百MBになります。

1ファイルのサイズが小さくても、ファイル数が多ければそれだけ空き容量が減ってしまいます。

原因⑤ Cドライブにバックアップを保存している

バックアップファイルは定期的に削除したりしないため、空き容量が減り続ける原因になります。

原因⑥ オンラインストレージのファイルをミラーリングしている

「Googleドライブ」などのオンラインストレージと、ファイルを完全に同期(ミラーリング)している場合は、Cドライブに「Googleドライブ」のコピーが作成されます。

つまり、オンラインストレージにファイルをアップロードすればするほど、自分のPCの空き容量が減っていってしまうのです。

ファイルをミラーリングすると空き容量が減ってしまう

原因⑦ アプリのデータファイルが肥大化している

Windowsで動作するアプリは、内部にさまざまなデータファイルを持っています。

アプリを使い続けていると、知らないうちにデータファイルが肥大化します。

原因⑧ 古いバージョンのWindowsが残っている

Windowsのアップグレードの直後は、以前のバージョンのWindowsがCドライブに残りつづけます。

このフォルダ C:\Windows.old10GB以上あるので、容量不足の原因になります。

スポンサーリンク

Cドライブの容量不足を解決する手順

Cドライブの容量不足を解決する手順は以下の3ステップです。

Cドライブの容量不足を解決する3つの手順
  1. サイズの大きなフォルダを調べる
  2. 不要なファイルを削除する
  3. フォルダを外部ストレージに移動する
スポンサーリンク

ステップ① サイズの大きなフォルダを調べる

DiskInfoでディスクを分析する

まず初めに「DiskInfo」という無料ツールを使って、どのフォルダが大きな容量を占めているのか、調べましょう。

やみくもにファイルを削除しても、思うように空き容量は増えず、効率が良くありません。DiskInfoで分析してから始めると、作業がスムーズに進められます。

ディスク利用状況の分析は簡単です。DiskInfoをダウンロードして起動したら、「解析」→「C:ドライブ」を選んでください。

サイズの大きなフォルダを探す

結果が出たら、どのフォルダが大きな容量を占めているのかを見てみましょう。

DiskInfoでCドライブを分析した結果

上の画像を見ると、C:\Users フォルダが80GB以上を消費していることが分かりますね。また、Windows.oldも10GB以上あります。

サイズの大きなフォルダを見つけたらダブルクリックして、原因となるフォルダを探してみてください。

AppDataフォルダの中のLocalフォルダやRoamingフォルダのサイズが大きいことが分かります。

さらにフォルダを掘っていくと、Dockerフォルダ(仮想環境)とBraveSoftwareフォルダ(ブラウザ)の2つで16GBを占めていることが分かりました。

Roamingフォルダも調べると、.minecraftフォルダのサイズが約2GBになっていることが分かりました。

このように、ファイルサイズが大きい&心当たりのあるフォルダを探していきます。

スポンサーリンク

ステップ② 不要なファイルを削除する

次のステップでは、不要なファイルを削除します。

まずはステップ①で調べたフォルダやアプリのうち、以下に該当するものから削除していきましょう。

削除対象のファイル
  • ダウンロードしたファイル
  • 使っていないファイルやフォルダ
  • 使っていないアプリ
  • 昔のバックアップファイル
  • アプリのキャッシュファイル
  • ごみ箱
  • Windowsの一時ファイルやキャッシュ
  • 以前のバージョンのWindows

ダウンロードしたファイル

ネットからダウンロードしたインストーラーやZIPファイルは、ほとんどの場合、再ダウンロードできます。

「ダウンロード」フォルダ内のファイルは、削除しても問題ないでしょう。

使っていないファイルやフォルダ

数年前のファイルなど、今は使わないファイルやフォルダなら削除します。

利用頻度は少ないが残しておきたいファイルなら、後述する「ファイルの移動」を検討してください。

使っていないアプリ

使っていないアプリは、これを機会にアンインストールしましょう。

Windowsの[設定]-[アプリ]からアンインストールできます。

どうしても必要になれば、再インストールすればいいですよね。

昔のバックアップファイル

バックアップファイルが大きな容量を占めているなら、古いものから削除したり、バックアップの数を減らしましょう。

Cドライブにバックアップを保存している場合、PCが壊れるとデータの取り出しができなくなってしまいます。いざという時のために、大切なデータは外部ストレージへの保管がおススメです。

アプリのキャッシュファイル

使っているアプリのキャッシュデータ(後述)が肥大化しているときは、キャッシュの削除を行います。

キャッシュの削除方法はアプリによって異なります。

たとえばGoogle Chromeでは、[設定]-[プライバシーとセキュリティ]-[閲覧履歴データの削除]でキャッシュを削除できます。

Chromeのキャッシュは設定画面から削除できる

アプリにキャッシュの削除機能がない場合、アプリを一度アンインストールしてから、再インストールしましょう。

見出し

アプリが使用するキャッシュファイルや各種データは、主に以下のフォルダに保存されます。

  • C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\<アプリ名>
  • C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\<アプリ名>
  • C:\Users\<ユーザー名>\<アプリ名>

アプリをアンインストールしたのに、上記フォルダが大きなファイルサイズになっている場合、フォルダを手動で削除してください。

※使用しているアプリの上記フォルダは削除しないでください。削除できるのはアンインストールしたアプリの上記フォルダのみです。

ごみ箱

「ごみ箱」を右クリックして「ごみ箱を空にする」を選びます。

Windowsの一時ファイルやキャッシュ

まだ空き容量が増えないときは、ディスクのクリーンアップツールを使ってください。

「Windowsの一時ファイル」や「サムネイル画像(縮小表示)」を削除できます。

クリーンアップツールの使い方
  1. Cドライブを右クリックして[プロパティ]を選択します。
  2. [ディスクのクリーンアップ]ボタンをクリックします。
  3. 削除するファイルにチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。

以前のバージョンのWindows

C:\windows.old フォルダには以前のバージョンのWindowsが保存されています。

このフォルダはWindowsアップデート後に作成され、10日間で自動削除されるので、放っておいても構いません。

ですが急ぎたい場合でWindowsを以前のバージョンに戻す必要がない場合に限り、削除できます。

ディスクのクリーンアップツールで、[システムファイルのクリーンアップ]を選択すると、安全に削除できます。

スポンサーリンク

ステップ③ ファイルを外部ストレージに移動する

消せるだけのファイルを消しても空き容量が増えないなら、PCとは別の場所にファイルを移しましょう。

外部ストレージの種類

外部ストレージには様々な種類があります。

大きく分けると、PCに直接接続する「USB型」と、ネットワーク上に配置する「ネットワーク型」の2種類です。

ストレージの種類によって、容量や価格・読み書き速度が大きく違います。

外部ストレージ接続方式容量価格
USBメモリUSB16GB~256GB2,000~5,000円
外付けSSDUSB256GB~4TB10,000~50,000円
ポータブルハードディスクUSB1TB~4TB5,000~20,000円
SDカードSDカードスロット32GB~512GB1,000~20,000円
ネットワークハードディスク
(NAS)
LAN2TB~32TB20,000~500,000円
オンラインストレージWAN5GB~1TB無料~1,000円/月
Windowsで主に使用される外部ストレージ

USB型:USBメモリ、外付けSSD、ポータブルハードディスク

PCにUSBで接続できる外部ストレージは、本体に差し込むだけですぐ使える上、価格も安いです。

これを機会にUSBタイプの外部ストレージを買っておきましよう。

速度を重視する人は外付けSSD(ポータブルSSD)がオススメ。

特に、Roamingフォルダを外部ストレージに移動したい人は、「外付けSSD」を選びましょう。

ポータブルハードディスクは「外付けSSD」より安いですが、SSDではないので速度と耐久性が劣ります

ネットワーク型:ネットワークハードディスク(NAS)、オンラインストレージ

ネットワークハードディスク(NAS)は自宅のネットワークにLANケーブルで接続します。

2TBを超える大容量なので、ファイルサイズを気にせず保管できるのがメリット。

複数のPCからアクセスできるので便利ですが、「外付けSSD」と比べると速度は遅いです。

また「Googleドライブ」や「OneDrive」などのオンラインストレージは、インターネット回線さえあればどこでも使えるのがメリット。

ただ転送速度は遅い上に、無料プランでは容量が10GBくらいしかありません。

Windowsの容量不足を解消するには、少し物足りないですね。

外部ストレージへの移動方法

基本的には容量の多いフォルダを丸ごと外部ストレージに移動しましょう。

ただし、AppData内のフォルダなどは通常の方法では移動できません

以下、特殊なフォルダの移動方法を説明します。

「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」フォルダの移動

「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」フォルダは C ドライブにありますが、これらのフォルダの場所を外部ストレージに変更できます。

例として、「ビデオ」フォルダを外部SSD(Fドライブ)に移動する手順を紹介します。

見出し
  1. Fドライブ(外付けSSD)に「ドキュメント」フォルダを作ります。
  2. 「ビデオ」フォルダを右クリックして、[プロパティ]を選びます。
  3. [場所]タブを開きます。[移動]ボタンをクリックし、外付けSSDに作成した「ビデオ」フォルダを選びます。
  4. [OK]ボタンをクリックします。

これで C ドライブにあった「ビデオ」フォルダが、外付けSSDに移動しました。

以後、「ビデオ」フォルダに動画を保存すると、ファイルは外付けSSDに保管されます。

AppData\RoamingやAppData\Local内のフォルダ移動

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\<アプリ名> フォルダや、C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\<アプリ名> フォルダはファイルサイズが大きくなりがち。

ですが通常のやり方では、フォルダを別ドライブに移動できません。

その代わり、以下の方法を使えば、フォルダの場所を外部ストレージに変更できます。

例として、.minecraftフォルダをFドライブ(外付けSSD)に移動する手順を紹介しましょう。

見出し
  1. Fドライブに \AppData\Roaming フォルダを作ります。
  2. FreeMoveをダウンロードします。
  3. FreeMove.exeを右クリックして[管理者として実行]を選びます。
  4. 「Move From:」に、C:\ユーザー\<ユーザー名>\AppData\Roaming\.minecraftフォルダを指定します。
  5. 「To:」に F:\AppData\Roamingフォルダを指定します。
  6. [Move]ボタンをクリックします。

これで、.minecraftフォルダが「外付けSSD」に移動しました。

元のRoamingフォルダには次のようにショートカットができています。ショートカットは消さないようにしてください。

まとめ:USB型の外部ストレージを買うのが早い

以上、WindowsのCドライブの容量不足を解決する方法を紹介しました。

いろいろ書きましたが、Cドライブの容量がそもそも少ないなら、外部ストレージを買った方が早いです。

「外付けSSD」は1TBで1万円くらいと安い。

大容量のストレージがあれば、「消して問題ないファイルを探す」という労力から解放されます。

ぜひ参考にどうぞ。

紹介コードをコピーしました
タイトルとURLをコピーしました