新社会人になると、「コミュニケーション」や「時間管理」「チームワーク」「ビジネスマナー」など、身につけるべきスキルが結構多いです。
仕事をしながら学ぶこともできますが、時間がかかる上に効率も悪い。
そこでこの記事では、新社会人の方が効果的にスキルアップできるおすすめのビジネス書を紹介します。
おススメしている本は、業界や職種に特化したものではなく、多くのビジネスの現場で使えるものばかり。
本をしっかり読んで学べば、ビジネススキルや人間関係の向上につながるはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
コミュニケーションスキルが身に付く本
人は話し方が9割(永松 茂久 著)
話し方や聞き方を改善し、相手とのコミュニケーションを円滑にする方法がかかれています。
上司や同僚とのコミュニケーションで必要なのは「スキル」よりも「メンタル」。
自己肯定感がアップすれば、話し方がぐっと良くなります。
人を動かす(デール・カーネギー著)
「人を動かす」は、人間関係やコミュニケーションに関する「名著」です。
この本では、他人との関係を円滑にし、人々を自分の意志に従わせる方法が紹介されています。
具体的なテクニックや心構えが豊富に解説されており、リーダーシップ、交渉術、営業スキル、人間関係の向上など、幅広いビジネスシーンで役立ちます。
「人を動かす」は、職場での人間関係をスムーズに築くための重要なツールとなるでしょう。
7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー著)
効果的な人々の習慣を紹介し、自己管理や他者との協力を向上させる方法を紹介しています。
ビジネスはとことん「効率」が重視される世界。
自分の生産性を高めるために、この本の習慣が役立つはずです。
時間管理が身に付く本
トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい! 仕事術(桑原 晃弥 著)
トヨタ式の効率的で効果的な仕事術が紹介されています。
トヨタが世界的に成功を収めた理由の一つが仕事の進め方。
8つの具体的な方法や考え方が解説されており、これらを取り入れると仕事のスピードとクオリティが向上します。
また、タイムマネジメント、チームワーク、問題解決能力など、仕事において重要なスキルの向上を目指せます。
なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23(ひろゆき著)
「2ちゃんねる」を開設したひろゆき(西村博之)の本。
書名に「なまけもの」とついているように、独自の目線による仕事や人生の質を向上させるヒントが詰まっています。
自分の時間を効果的に使い、どうやって仕事やプライベートのバランスをどう保つのか?
自分自身の心の持ち方や価値観を見直すことで、ストレスを軽減し、より充実した新社会人生活を送ることができるでしょう。
限りある時間の使い方(オリバー・バークマン著)
「限りある時間の使い方」では、「時間が限られている」という現実を受け入れ、その制約の中でどのように効果的に時間を使うかについて解説しています。
さまざまな時間管理術や考え方が紹介されており、仕事だけでなく人生全体での時間の使い方を見直すきっかけにもなります。
また、効率化の負の側面にも触れ、「自分にとって本当に大切なこと」に焦点を当てる方法も紹介されています。
チームワークとリーダーシップ
嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健著)
対人関係の中で自己主張をする勇気を持つ重要性を説いています。
アドラー心理学の本で、初めて読む人にはなかなか理解できないかもしれません。
文中にもありますが、完全に理解するには何と10年~20年もかかるとか。
だからこそ、若いうちにこの本を手に取ってほしいと思います。
黙っていても人がついてくるリーダーの条件(永松 茂久 著)
強力なリーダーが持つべき特質やスキル、心構えが詳しく解説されています。
また、他者とのコミュニケーションやチームビルディング、信頼関係の構築、効果的な問題解決、自己成長など、リーダーとして成功するための具体的な方法が紹介されています。
新社会人の皆さんにとって、リーダーと聞いてもまだピンとこない人が多いでしょう。でも、1年後に新しいスタッフが入社したら、ちょっとしたリーダーとしての役目が必要になるかもしれません。
この本を読めば、理想とするリーダー像をイメージすることもできるでしょう。
チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方(中原 淳・田中 聡 著)
職場でのチームワークを向上させるための貴重な指南書。
チーム内での役割分担やコミュニケーションの方法、目標設定や問題解決に関するスキルが身につきます。
また、実際の失敗例を通じて、チームが陥りがちな問題を理解できます。
ビジネスマナーとエチケット
社会人1年目の仕事とマナーの教科書(古谷 治子 著)
書名の通り、1年目の仕事とマナーが分かる本です。
職場での基本的なマナーや礼儀、コミュニケーション方法、時間管理、効率的な仕事の進め方など、新社会人向けの内容が網羅的に解説されています。
また、新社会人が押さえておくべきポイントが具体的かつ分かりやすく説明されており、すぐに実践できる内容が盛り込まれています。
敬語の使い方が面白いほど身につく本(合田 敏行 著)
ビジネスシーンでの敬語の使い方や注意点を紹介しています。
特に、第1章の「これだけ押さえておけば社会人」は、とても分かりやすいのでおススメ。
敬語の使い方だけで、印象が大きく変わるかもしれません。
ビジネスメールの書き方・送り方:ビジネスを強力にバックアップする“メール・テクニック”
ビジネスの現場では、メールやチャットなどのテキストコミュニケーションが一般的。
メールをどう書くかで、受注・失注に影響することもあります。
この本では、ビジネスシーンでのメールの書き方や送り方、効果的なコミュニケーション方法が詳しく解説されています。
また、具体的な文例やテンプレートが載っているので、すぐ実践も可能。
さらに、返信のタイミングやメールの件名・文体など、メールの使い方に関するノウハウが盛り込まれています。
ネットワーキングスキル
知識ゼロからの人脈術(弘兼 憲史 著)
新社会人になったばかりの状態から、どのように人脈を増やしていくのか?
ビジネスチャンスを広げるための人間関係を構築する方法が分かります。
イラスト入りで分かりやすい。
LinkedIn 活用大全(松本 淳 著)
日本ではあまり馴染みがないビジネス系SNS「LinkedIn」。
この本では、ビジネスの場での人脈作りやキャリアアップへの活用法が学べます。
社会人になる前にはあまり触れることがないLinkedInですが、自分のスキルや経験をアピールし、転職にきっかけをつかむこともできます。
情報だけ武器にしろ。(堀江 貴文 著)
「人脈は必要ない」と断言しているのが堀江貴文の「情報だけ武器にしろ。」です。
いま持っている情報だけから思考する。
徹底した合理主義で情報戦を仕掛ける考え方が紹介されています。
自己成長とキャリアアップ
20代にしておきたい17のこと(本田 健 著)
「20代にしておきたい17のこと」は、これからの人生に大きな影響を与える20代をどのように過ごすべきかが分かる本です。
目標設定、自己啓発、時間管理、人間関係の築き方、健康維持など、20代で築くべき基礎となるスキルや習慣について詳しく説明されています。
20代の大切な時期を有意義に過ごすために、ぜひ参考にしてみてください。
マインドセット「やればできる! 」の研究(キャロル・S・ドゥエック著)
心構えや考え方を変えることで、自身のポテンシャルを最大限に引き出すことができる貴重な一冊。
実際の研究でも、成長マインドセットが個人の能力やチームのパフォーマンスに影響することが明らかになっています。
この本を読むと、固定観念を打破し、新しいチャレンジに積極的に取り組めるようになるでしょう。
さらに、成長マインドセットを身につけることで、仕事や人間関係の中での適応力が向上し、ストレスに対処する能力も向上します。
Learn Better(アーリック・ボーザー 著)
「Learn Better」は効果的な学習方法や習得スキルに関する本です。
この本では、科学的根拠に基づいた学習法が紹介されていて、知識やスキルを効率的に習得するための6つのステップについて詳しく解説されています。
学生時代の勉強と、社会人になってからの勉強とでは、学習する内容も学習法もまったく違う。
だからこそ、効果の高い学習法が必要とされるのです。
「読書が苦手」でも読書できる方法
たくさんビジネス書を紹介しましたが、最後まで読み終わる自信がない人、いませんか?
社会人は仕事もプライベートも忙しく、やる気がある人でも読書が続けられないかもしれません。
そんな人には耳で聞けるAmazon オーディブルがおススメです。
通勤中に手ブラで読書できる
Amazon Audibleは、本の内容をプロのナレータの音声で聴けるサービス。
たとえば最初に紹介した「人は話し方が9割」は3時間26分の音声で収録されています。
スマホにAudibleアプリをインストールしておけば、いつでも手ぶらで読書OK。
通勤で駅へ歩いている時間や、電車に乗っているわずかな時間で、ビジネススキルが身に付きます。
音声流しっぱなし。だから最後まで読める
Amazon Audibleなら、音声を流しっぱなしで読書できます。
「人は話し方が9割」なら3時間26分の音声なので、たとえば1日30分のペースで聴くと、1週間で1冊を読み終わることに。
これなら1ヶ月に4冊、1年に50冊と、かなりのハイペースで本が読めることになりますね。
30日間無料体験で3冊、読んでみよう
Amazon Audibleは30日間、無料体験できます。
今回紹介した本のうち、以下の3冊なら合計で10時間41分。
書名 | 収録時間 |
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人は話し方が9割 | 3時間26分 |
なまけもの時間術 | 3時間23分 |
人を動かす | 3時間52分 |
1日たった20分くらいで、3冊が読めてしまいます。
「でも本当に1ヶ月に3冊読めるの??」
疑問に思った人は、ぜひAudibleを体験してみてください。
まとめ:通勤中の読書がおススメ
以上、新社会人のおすすめのビジネス書18冊を紹介しました。
ビジネス書を読むなら断然、通勤電車がおススメです。
特に朝は頭にも入りやすいうえ、電車内のざわつき声もあまりないので、落ち着いて読みやすい。
本でもAudibleでも構いません。
ぜひ自身のスキルアップに役立ててくださいね。